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災害時に備えて~助産師たちのつぶやき~

助産師たちのつぶやきみなさん、こんにちは。朝晩の冷え込みが厳しくなり、外出するにはコートが手放せなくなってきましたね。

どこに行ってもクリスマスの雰囲気を感じるようになり、何ももらえないのはわかってはいますが、なんだかわくわくしてしまう今日このごろです。

さて、今日は妊婦さんや赤ちゃんのいるご家庭の災害対策についてお話をさせていただきます。いきなりですが、皆さんは災害への準備は何かしていますか。私は、正直微妙なところです。まったくしていないわけではないのですが、よく言われているような定期的な見直しはしていません。書きながら、子ども用にと詰め込んだ服はおそらくもう小さくて着られなくなっているんだろうな…と改めて思っています。災害時に準備しておくものとして水、食料、懐中電灯、貴重品などが一般的に挙げられますが、言い出すときりがないほどいろいろな物があります。さらに妊婦さんや赤ちゃん、お子さんがいるご家庭では、母子健康手帳、診察券、ナプキン、おむつやお尻拭き、ミルクなどの赤ちゃん用品、授乳ケープ、ベビーフードなど月齢や年齢に合わせて準備しておくといいです。優先順位を決めて、自分が絶対にないと困るものから入れていきましょう。ただ、これらをリュックに入れると考えただけでもかなりの大荷物になりますね。そのため、まだ自分でしっかり歩くことのできないお子さんのいるご家庭では、いざというときに両手がつかえるように抱っこ紐を早い段階から準備しておくことが大切です。また、災害時には口腔ケアがおろそかになるとも言われています。歯磨きを始めたお子さんのいるご家庭では、子ども用の歯ブラシも中に入れておくといいです。

考えてもどうにもならないし、災害が起こらないのが一番ですが、イメージしておくのとおかないのでは少しは違うのかなと思います。地域でも防災訓練や避難場所の呈示もされていると思います。核家族化が主流でアパートやマンションに暮らしている方も多く、地域との交流も昔のように密接ではないかもしれませんが、いざというとき自分がどこに避難すればいいのか、どこに行けば水や食料をもらえるのか、あらかじめ調べておくことが大切です。

ご自分や大切な家族を守るために、これを機会に皆さんも災害対策を少し考えて頂けたら幸いです。

文/浜松医療センター 周産期センター 鈴木紗有香

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