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今からコツコツ 骨を丈夫に!

突然ですが、皆さんは『骨粗しょう症』という病気をご存知ですか?

聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、「何だかお年寄りの病気!」なんて思っていませんか?骨粗しょう症になると、骨がもろくなり、腰痛や背中の痛みが起こりやすくなります。誰でも平等に歳はとっていくものです。いつまでも丈夫な骨でいたいですよね。今回は、女性と骨粗しょう症について、子育て期から気を付けておきたいことをお伝えします。

散歩私たちのからだは約200個の骨から成り立っており、骨には姿勢を維持したり、筋肉と連動して運動するなどの役割があります。骨はからだの細胞と同じように、絶えず新陳代謝をしていて、古い骨を壊して新しい骨に作り変えています。骨のもとになるカルシウム不足や骨をつくるホルモンが少なくなると新しい骨を作るのが追いつかなくなり、骨の量が減っていきます。バランスの悪い食事や運動不足など、長年の生活習慣により、骨の量が減ってスカスカになり、骨折を起こしやすくなる状態のことを『骨粗しょう症』といいます。

私たちの骨は、20歳頃をピークに年を重ねるごとに徐々に骨の量が減っていきます。特に女性の場合は、もともと骨が細い他、閉経によって骨をつくるホルモンの分泌が減っていくため、骨粗しょう症になりやすいと言われています。骨粗しょう症になると治すのは大変です。今のうちから気を付けておきたいことをまとめてみました。

  • 規則正しい生活、食事をしましょう
    子育て世代の女性は育児や仕事・家事などに忙しく、日々の生活習慣が乱れやすい時期です。3食バランスよく食べ、睡眠不足にならないように心掛けましょう。
  • 散歩などの運動をしましょう
    着地の時に骨に重力がかかる運動は、カルシウムの吸着を促します。散歩やジョギング、その場でのジャンプなど無理のない運動がお勧めです。
  • 40歳を過ぎたら、骨粗しょう症検診を受けましょう
    平成31年3月31日時点で、40・45・50・55・60・65・70歳になる女性は、市の骨粗しょう症検診が自己負担2,000円で受診できます。

詳しくは各区健康づくり課にお問い合わせください。今のうちから骨によい生活習慣を続け、いつまでも若々しく過ごしたいですね。

文/浜松市保健師 山根

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