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赤ちゃんの泣く理由について 助産師たちのつぶやき

助産師たちのつぶやき

梅雨が明け始め、日増しに暑くなりいよいよ夏本番を迎えるこの頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。水分補給などの熱中症対策も行いながら、体調にどうかお気をつけ下さい。
さて今回、助産師のつぶやきを寄稿するにあたり出産経験のない私が皆さんに何をお伝えできるか悩んでおりましたが、偶然にも最近母親と話した内容がぴったりだったため今回お話しさせていただこうと思います。

皆さんは、どうして赤ちゃんが泣いているのか?と疑問に思ったことはありませんか。この話をするきっかけは母親から「あなたは妹が泣いているとお母さん大変、〇〇が泣いているよ、お尻気持ち悪いって!オムツ変えてあげて!とよく教えてくれた」と聞いたことです。やっぱり小さい頃は何かしらのセンサーで大人ではわからないことを察してくれるのでしょうか。今ではすっかりそんなセンサーも錆びついてしまいましたが、助産師となり泣いている赤ちゃんに対応する際はどうして泣いているのかな?と考えながら関わる様にしています。

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産まれたばかりの赤ちゃんは言葉を話せないため、泣くことでお母さんたちに伝えていますが、具体的にどのような場合に泣くのでしょうか。お腹がすいているのか、オムツを変えてほしいのか…この2つは皆さんも思いつくのではないでしょうか。他に考えられることとして、げっぷが上手くでていない、寒すぎる・暑すぎる、外の音が少しうるさく聞こえる…等が挙げられます。ところが、授乳してもオムツ交換しても、げっぷができても泣き続ける場合もあります。その場合は、赤ちゃんは抱っこしてほしいのかもしれません。お母さんの匂いに包まれ、抱っこのゆらゆらとした振動でお腹の中にいた時のことを思い出すと赤ちゃんは安心して眠ることがあります。
しかし、毎日ずっと赤ちゃんと関わる中で心がしんどくなる日があるかもしれません。そのような時は泣いている赤ちゃんを安全な所に移し、一旦赤ちゃんから離れて自分の心のケアをすることも大切だと思います。トイレに行ったり、好きな音楽を一曲聞いてから赤ちゃんと関わったりするなど、自分の心も大切に、赤ちゃんとの日々をお過ごしください。

文/浜松医療センター周産期センター 助産師 松井綾音

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