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インフルエンザ 助産師たちのつぶやき

インフルエンザ肌に感じる風もとても冷たくなってきて、冬本番という感じになってきました。冬本番といえば、気になることは、冬の感染症です。妊娠中はもちろんですが、出産後や赤ちゃんも風邪など様々な冬の感染症にはかかって欲しくないですよね。
もちろん、私自身もかかりたくないです。

まず、インフルエンザと風邪の違いですが、普通の風邪の症状は、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳などが中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはほとんどありません。一方インフルエンザの場合は、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強く、あわせて普通の風邪と同様ののどの痛み、鼻汁などの症状も見られます。
また、重症化すると様々な合併症を引き起こすことがあります。

インフルエンザにかからない、または、重症化を予防するために、一番効果的なのは、やはり、予防接種です。
卵アレルギーのある方、免疫不全の方、妊娠12週以前の方や体調の優れない方は接種できませんが、それ以外の方は、予防接種を事前に受ける事をお勧めします。
それ以外では、空気が乾燥するとインフルエンザにかかりやすくなるので、外出時にマスクを利用したり、室内では加湿器を使用して、適度な湿度(50~60%)を保つことも有効です。帰宅後の、うがいや手洗いも一般的な感染症の予防としてお勧めします。(マスクをつけるときは、口だけでなく、鼻もしっかりマスクの中に入れましょう。)

インフルエンザなどにかかって、咳などの症状のある方は、周りにうつさないために、マスクを使用しましょう。くしゃみ時、咳が飛ばないようしっかりガードして、くしゃみ後は手洗いをしっかり行ないましょう。
注意していてもインフルエンザにかかってしまった場合は、早めに医療機関を受診して、安静にし、休養を取りましょう。また、水分補給などはしっかり行なってください。

浜松医療センター
周産期センター
助産師 竜崎千明

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