こんにちは。医療センター「めばえ」助産師の宮木です。

いつも多くの妊産婦さんとそのご家族に支えられているからこそ今の私がいます。助産師になれてよかったなぁと思う今日この頃です。今回は、助産学生のことを皆さんに知っていただけたらと思います。私たちと同じ助産師になるためには、お産のお手伝いを10例程度させていただかなければなりません。当院は、実習施設のため毎年多くの学生の実習を受け入れています。産婦さんに「学生と一緒にお産のお手伝いをさせていただいてもよろしいでしょうか？」とお伺いすると、産婦さんは「いいですよ！」と言ってくださいます。本当に頭が下がる思いです。

学生を受け入れていただいたからには、「学生がついて良かった」と思っていただけるように、私たち助産師も学生教育に熱が入ります。お産後に学生がつかせていただいた感想をお伺いすると、「腰のマッサージが気持ちよかった」「ずっとそばにいてくれて支えになった」等学生に対して温かいお言葉をいただきます。産婦さんやご家族のおかげで新人助産師が誕生することができます。本当にありがとうございます。

つい先日、新人助産師が当院の実習中にお産のお手伝いをさせていただいた方がお友達の面会に来られた際、学生だった新人助産師を尋ねて下さいました。私はなんだかとても嬉しくなりました。もちろん新人は私よりも嬉しかったことでしょう。また、他院でお一人目をご出産された方が、学生だった助産師を慕ってお二人目を当院で産みたいと外来受診して下さる方もいます。

「めばえ」は妊産婦さんやご家族に支えられながら今後も努力して行きたいと思っていますのでどうかお力をお貸しください！よろしくお願いします。