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母乳の話 子どもの個性 助産師たちのつぶやき

助産師たちのつぶやき私は、助産師として働きながら4人の子どもたちを育てています。出来れば母乳で育てたいと希望して、出産しました。

第一子は、少し神経質な気質で生後8か月までまとめて寝てくれることはなく、ずっと抱っこをしていました。置くと泣くので、度々授乳し、母乳も良く出ました。第二子は、とても力強い子で、生後間もなくは一晩中泣き続け、乳首がヒリヒリ痛む程、よく飲んでくれました。そして、第三子はしっかり者で3時間寝て、おっぱいを飲み、またよく寝るという、とても育てやすい子でした。

最後の4番目は、産まれた時からマイペース。新生児なのに6時間以上寝てしまうことは度々。上の3人の育児をしながらの授乳だったため、寝てくれてラッキーと思いながら寝たいだけ寝かせておきました。すると1か月健診では体重が増えてないからミルクを足すように言われ、そこからせっせと母乳を出そうと頑張るも、おっぱいは離乳に向けて萎んでいってしまう。上の子たち、3人とも完全母乳だったから、今回も出るだろうと思い込んでいたら、やはり産褥早期に頻回に母乳を吸わせることがなかったので、そこから完全母乳に持っていくことは出来ませんでした。しかし、学校の用事や保育園の用事で、預ける機会も多かったので結果的には混合栄養で、お互いにストレスなく授乳を終えることが出来ました。

子どもの個性

日々、三者三様ならぬ、四者四様の個性を持つ4人の子どもたちとの関わりの中で、育児はそれぞれの子どもの個性によって、変わることを痛感します。授乳・離乳食・自我の芽生え・言葉の発達…子どもの個性に合わせて、ママの心身は変化し適応していくように感じます。

ぜひみなさんも、子どもたちが生まれた時から持ち合わせた個性をじっくり見つめ、その個性に付き合ってあげて欲しいなと願います。

文/浜松医療センター 助産師 高木淑子

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