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ミカンの上手な保存方法
三ヶ日といえば、三ヶ日ミカン!
11月から12月末まで。三ヶ日で会う人会う人、皆、みかん収穫の話題です。デコポンなどの1月以降に流通する柑橘以外は、12月末までに収穫を終えます。
12月末には、流石にぽかぽか陽気の三ヶ日にも霜が降りるようになるのでミカンが凍ってしまいます(リアル冷凍みかんに…)。なので、ミカン農家はクリスマスまでにはミカンを収穫するぞ!と、意気込みます。
三ヶ日で主に流通しているミカンは11月から12月上旬に流通する「早生(わせ)ミカン」。
12月中頃から3月まで流通するミカンは「青島ミカン」になります。青島ミカンも12月中に収穫しますが、皮が厚い分、上手に保管すれば3月ごろまで腐らせず食べる(出荷)ことができます。
さて、ミカン農家オススメ!ミカンの保存方法をお知らせしますね。
- 段ボールなどで箱買いした時は、箱から出して、できるだけミカンを重ねず平らにして保存してみてください。ミカン同士がミカンの重さで潰れると、そこから腐ってしまうんです。
- 日光に当てないことも美味しさを保つ秘訣です。暖房の効いていない、冷暗所に保管してくださいね。
- 三ヶ日のミカンといえば、全国のミカンの中でも酸味があることが特徴です。酸味があるから糖度も引き立ち、味も濃く感じるそうです。ただ、保存しているうちに、酸味が先に抜けてしまうので酸味がお好きな方は早めに食べることを意識してくださいね。逆に、酸っぱいミカンが苦手な方は、上手に保存して、酸味が抜けたころにお召し上がりください。
つまり! 1、2、3の保存方法を考えると…ミカンといえばコタツの上に置いてあるイメージがありますが、このシチュエーションはミカンにとっていちばん負担がかかる場所なんです! 外側も乾燥してしまって、どんどん美味しさが落ちてしまいます。食べたい時に食べたい数を冷暗所からとってくる。これがミカンをいつまでも美味しく味わう秘訣です。
春先までいろんな種類の柑橘が楽しめます。ミカンと言ってもいろんな種類の柑橘がありますので、存分にミカンシーズンを楽しんでくださいね♪
写真は、農家がミカンを保存する木箱。こうしてミカンは積み重ならないように保存されています。
12月は家族総出でミカンのお仕事に関わります。