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みんな うんち
みんな うんち
五味太郎 作
福音館書店
かがくのとも傑作集
大きなひらがな、単色使いで余計なもののない絵、文章も必要なだけ。
どれをとってもシンプルな絵本です。
シンプルなので幼い子どもから大きな子ども
果ては大人までもとりこにしてしまう、魅力的な絵本です。
様々な動物が、様々なうんちをする。
そしてうんちは誰もが行うこと。
それはなぜかと言えば、生物は食べずには生きていけないから。
うんちは恥ずかしいことでも笑うことでもなく
食べる限り生きる限り、みんなが出すもの。
表紙の人間の子ども、馬のお尻、鳥、そしてかじり跡のついたリンゴ。
この絵がこの本のテーマを表しているように見えます。
だから「みんな うんち」
…だろうな、というのは私の憶測です。
本当にこの憶測が正しいのか気になる方は、6/22に五味太郎さんご本人が浜松にいらっしゃるそうですので講演会にてご確認ください。
文/福田真理子さん