【おすすめの年齢：3歳～5歳】

びっくり まつぼっくり (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)

 

 

秋は過ごしやすい季節、お散歩の機会も増えますね。この時期公園に行くと、子どもの大好きなものを見つけることができます。色々な種類のどんぐり、まつぼっくり…。たくさん拾って嬉しそうな子どもの笑顔。今回ご紹介するのは、まつぼっくりの秘密を知ることのできる科学絵本です。

「ぼく」が見つけたまつぼっくり。ひろって見てみると、上から見るのと下から見るのでは、かたちがちがいます。あれ？ひらひらとうすいはねのようなものがまつぼっくりからとんでいきました。柵の上に 10 個並べて帰ります。あめふりの日、まつぼっくりを見ると、びっしょり濡れて小さくなってしまっています。ポケットに入れて帰ると、夜寝ている間にポケットの中で大きくなり、朝にはすっかり元に戻りました。

絵本の最後には、水に濡れると傘が閉じて乾くとまた開く、というまつぼっくりの不思議な習性を使った手品が載っています。とってもおもしろいので、まつぼっくりを見つけたらぜひお子さんと一緒に楽しんでください。

文／浜松市立中央図書館 高橋