パパママインタビュー

働きたい、働き続けたい理由は?

2016年10月12日

保育施設が増えているのにも関わらず、未だ待機児童が解消されていない浜松市。ということは、働くママが増えているということ?
そこで、小学生以下の子どものいるママに限定して、今は仕事をしていないけれど働きたいと思っている人、仕事をしていてこれからも働き続けたい人にお答えいただきました。

アンケート実施期間 平成28年7月29日~平成28年8月31日
回答総数186件

働く理由 回答者属性

働く理由 就労状況

働く理由の上位は “経済的なこと”

Q1.働きたい理由はなんですか?(複数回答)

働く理由 理由は何ですか?

ママたちの働く理由では、「将来に備えて貯蓄したい」という回答がいちばん多かったです。
ちなみに20歳代以下では、「家計を支えるのに必要」、30歳代、40歳代以上では「将来に備えて貯蓄したい」と分かれました。20歳代以下は働き始めて間もなく家庭を持った世代でしょうから貯蓄が多くありません。また、30歳代、40歳代以上では、将来マイホームを持ちたい、子どもの教育費への備えを考えているからこうした回答があったと考えられます。

働く時の「壁」 一番大きな要因は“子どもの預け先”

Q2.働く際に立ちふさがる壁はありますか?

働く理由 働く時の「壁」
働く際に立ちふさがる壁があると答えた人は88%。多くは現在働いていない人でした。

Q3.それはどんなことなのでしょうか?(複数回答)

働く理由 「壁」はどんなこと?

大半の人が回答してくれたのは「子どもの預け先」です。多くの回答者が働いていない人であることからも、現在、課題となっている保育施設の待機児童が理由にあることがうかがわれます。

子育てをしながら働くためにあったらいいもの

Q4.今後、子どもがいて働くにはどんなもの、ことがあればよいですか?

たくさんの自由回答をいただきました。現時点で働いているかいないか、子どもが1人、2人と増えて子どもの年齢がアップすると目線が変わってくるようです。

働いていないママが欲しいのは、待機児童の心配がなく入れる保育施設

認可どころか認証保育園すら空きがないので、保育園の一時預かりを利用するしかない状況。しかしそれも空きは少ないし、週3日以上は預けられないので、フルタイムで働きたくても働けない。(現在求職中 子ども1歳)

保育園の充実。育休を長く取っても、保育園に入るのが難しくなってしまい、働けない。0歳でないと入りにくいという現状をなんとかしてほしい。(育休中 子ども2歳)

預けたいところに預けられる安心感。今は預けられないかもという不安があり精神的に不安定で育児がつらい。(育休中 子ども0歳)

働いていないママや育休中のママにとっては、これから働くのに、待機児童のニュースを見聞きし、保育に不安を隠せない様子で「保育施設の充実」が望まれるところです。

働くママの望みは、子どもが病気になった時の預け先と職場の理解

子どもが病気の時にも預かってもらえる病児保育施設がもっと増えるといいなと思います。(パート・アルバイト 子ども3歳)

子どもが病気になって、保育園を休まなければいけないけれど、仕事が休みづらいという状況があります。病気の時に預けられる施設もあるようですが、やはり子どものそばにいたい気持ちもあるので、職場でも柔軟な対応をしてもらえると助かります(正社員 子ども2歳)

子どもが急に病気になった時が一番働いていて困ることです。その時、他の人に預けられるか、職場が早退できるかが、大事だと思います。(パート・アルバイト 子ども6歳、11歳、14歳)

働いている人は、子どもの数に関わらず、病気になったときにみてもらえる病児・病後児保育を望んでいる人が多くいました。ママたちの声から、職場にかなり気を使っていることが伺われます。

会社に託児所があったらいいな

また、「会社に企業内託児所がほしい」と言うのは働いているママたち。

急な熱の帰宅などあると会社に迷惑になるし怪訝する会社が多く正社員は難しい。会社内に託児所を設けている所なら会社内での理解がいただけるのかなと思います。
会社の営業時間全てやってくれて、急な出勤や時間帯変更にも対応してもらえると働きやすい。(パート・アルバイト 子ども1歳)

女性が多い職場で女性に支えられて成り立っている職場はたくさんあると思います。会社内に保育所を作るとか提携先を作るとか保育料の補助をするとか会社側にも努力をしてほしい。(パート・アルバイト 子ども0歳)


育休中のママにとっては待機児童が多いため、復帰の際に保育園に入れるかどうかが気になるところですが、現在働いているママは、会社内に託児所があれば急な発熱の時も迎えに行きやすいし、託児所を備えている会社は子育て中の親に理解があるのではないかと考えているようです。

子どもの年齢があがってくると学童保育も気になる

就労の有無にかかわらず、子どもの年齢があがってくると上の子の学童保育について気にする意見がありました。
保育施設の待機の状況から、先々を見据えて心配していたり、保育時間の延長を望んでいたりします。長期休みだけの預かり先と言う声もありました。

保育園や学童に入れないという状況を改善してほしいです。子供が3人いますが、主人の転勤で一度退職したら復帰するのに3人分の預け先を確保することがとてもむずかしいです。 また、学童の環境も改善して欲しいです。(現在求職中 子ども0歳、2歳、5歳)

学童保育に預けるには、就労条件がかなり厳しく、未就学のときの方が働きやすかった。フルタイムでなくとも働きたいという人は多いが、その受け皿が少ないと感じる。(パート・アルバイト 子ども4歳、7歳、11歳 )

平日昼間に働こうと思っても、長期休暇がネックです。普段から学童に預けるほど、がっつり働きたいわけではありません。長期休暇の時だけ面倒を見てくれる制度があったらと思います。(パート・アルバイト 子ども5歳、9歳)

 

上記のようなご意見の他、「浜松市は、祝日が仕事の企業が多いのに、保育園は、基本的に祝日休み。働くママの状況にあってないと思う!!」と言う声や、未だ解決されない「父親側の会社の理解、残業を少なくする環境」を望む声があったのも見逃せない意見でした。

昨今のニュースで子どもを取り巻く情報がたくさん行きわたっているのか、子どもがその年齢に行かないまでも先行きの状況を心配するママの声も多く見受けられました。今回のアンケート結果は、働きたい、働き続けたいママにとって、まだまだ課題が多いと感じられるものでした。

お問い合わせ

認定NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ
電話:053-457-3418