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自由研究におすすめ!「防災公園」を探検しよう

もうすぐ子どもたちは夏休み。小学生は学校の宿題を早めに済ませたいところですが、自由研究はテーマ選びから親子で迷ってしまうかもしれませんね。
南海トラフ地震による被害が心配される静岡県。近年は、台風や集中豪雨による大規模な水害も相次いています。この機会に「防災」や「災害」に関する自由研究に取り組んでみませんか?

おすすめなのは、子どもが興味を持ちやすい「防災公園」です。普段は遊具や広場で遊べる公園として親しまれていますが、災害のための備えや守りを兼ね備えています。今回は公園としても人気の2か所をご紹介します。

浜松城公園(浜松市中央区元城町100-2)

広場で遊ぶ家族やイベントなどで賑わう浜松の中心地にある公園です。緊急避難場所として、また広域防災拠点として救援・救護・復旧活動等の支援の場となるよう計画されています。芝生広場の周辺には、非常用トイレになるベンチやテントの骨組みとして使用できるブランコ、耐震性貯水槽が設置されています。

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三島楊子公園(浜松市中央区楊子町549-1)

馬込川沿いにあるカラフルな遊具が人気の公園です。大きな防災備蓄倉庫、スピーカーが内蔵されたベンチ、テントの骨組みとして使用できるブランコ、地下には非常用貯水槽が設置されています。中心にあるドーム型のテラスは公園全体を見渡すことができ、避難時の司令塔の役目を担うそうです。

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子どもと防災に関する設備を見つけ、写真などと一緒にまとめてみると、災害時に防災公園がどのように活用されるのかがわかります。「大雨・台風等」「地震による火災等」「津波」などの災害の特性によって緊急避難場所が決められているので、ハザードマップを参考にしながらそれぞれの場所の役割についても確認しておきたいですね。

遠州灘沿岸には、住民の緊急避難のために津波避難マウンドや津波避難タワーも設置されています。レベルアップ編として、その他の防災に関する場所を併せて調べれば、浜松市内の防災対策について知ることができます。

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自由研究をきっかけに、ぜひ家族で防災について話す機会を作ってみてください。外出の際は、くれぐれも熱中症対策を忘れずに!

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文/浜松市防災学習センター スタッフ 森口

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