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もっと野菜を食べよう!摂取量アップで健康づくり

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こんにちは。管理栄養士の松井です。暑い日が続いて少し疲れもたまる季節です。こんな時こそ、規則正しい食生活と十分な休養が大切です。特に食事を工夫して、元気に夏を乗り切りましょう。

皆さんは毎日の食事で気にかけていることはありますか?最近は健康意識の高まりにより、食事のことに関心を持って実践している人が増えている傾向にあります。一方で、朝食の欠食や食塩の過剰摂取、野菜摂取不足なども見られます。私たちの体は食事をすることで維持されていて、長年積み重ねた食習慣が体や心を育んでいます。
将来、健康で自分らしく輝くために、毎日の食事を通して、私たちの体に必要な栄養素をしっかり摂っていきたいですね。

野菜の摂取量を「見える化」

厚生労働省は、健康を維持するために1日350g以上の野菜を摂ることを勧めています。料理にすると小鉢5皿分が目安です。野菜にはビタミンやミネラルが豊富に含まれ、私たちの体をメンテナンスするために、体の中で日々活躍していますので、十分に摂取したい食材。ところが、市民の「野菜を多く食べている人」の割合は、ここ数年、減少傾向で、特に20~44歳の世代の人の摂取量が不足しています。そこで市は、令和4年度より、野菜摂取量を数値で「見える化」する皮膚カロテノイド測定器(ベジメータ®)を導入しました。

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ベジメータは指に白色LEDの光を当てて、皮膚のカロテノイド量をなんと約10秒で測定する機器です。結果は「ベジスコア」として数値になって表れ、野菜摂取状況を把握することができます。さらに、あとどれくらいの野菜をプラスすれば良いか、目安量もわかります。

既に皮膚のカロテノイド量を測定した人や、継続して自分の健康づくりに取り組んでいる人が増えてきています。市内一部のスーパーマーケットや日時限定の測定会、市実施の各種事業等で測定できますので、見かけたらぜひ、気軽にチャレンジして、ご自身の現在の野菜摂取状況を確認してみてください。

また、8月から「2024ベジアップキャンペーン」を実施します。この機会に、野菜をたっぷり食べて、健康づくりに取り組みましょう。皆さんのご参加をお待ちしています!

普段の食事にひと工夫!手軽に野菜を食べよう

野菜をプラスする方法はとても簡単です!「野菜料理は面倒だ」、「料理をする時間がない」という人は必見!まずは少し意識をして、毎食野菜を取り入れてみましょう。

1.そのまま食べられる野菜を活用

洗って、切って、盛り付ける!カット野菜や冷凍野菜など手軽に取り入れて、サラダや料理の付け合わせに。市販のそうざいに野菜を添えれば、ボリュームも食べ応えもアップします。

2.野菜を使ったメニューやそうざいを選択

外食では、定食やサラダ付き、野菜たっぷりメニューを選んだり、野菜を使ったそうざいを活用したり、選び方で野菜不足を解消!バランスも良くなります。

3.冷蔵庫の余った野菜は具だくさんのスープやお味噌汁に!

余った野菜を活用して、好みの味付けで野菜たっぷりの一品に早変わり!水溶性のビタミンも無駄なく摂ることができます。


文/浜松市管理栄養士 松井

 

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