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国際防災デー

10月13日は、「国際防災デー」です。これは、国連が制定した国際デーのひとつであり、地震、風水害、火山噴火、砂漠化その他の自然災害の被害から人命や社会的秩序を守ることを啓発する日です。

「国際防災デー」以外にも、年間で防災について啓発するための日があります。

防災デー

  • 防災とボランティアの日:1月17日(平成7年に阪神・淡路大震災が起きたことにちなんで)
  • 防災とボランティア週間:1月15日から1月21日までの1週間
  • 防災意識を育てる日:3月11日
  • 火山防災の日:8月26日
  • 防災の日: 9月1日(大正12年に関東大震災が起きたことにちなんで)
  • 防災週間: 9月1日を含む8月30日から9月5日までの1週間
  • 津波防災の日:11月5日

日本では自然災害が多いので、いつでも、どこでも、災害に遭う可能性はあります。台風、大雨、洪水、大雪、土砂災害、地震、津波、火山噴火などの自然災害が発生しやすい国土です。2022年の総務省統計局のデータによれば、
「世界で起こったマグニチュード6以上の地震の18.5%が日本で起きた」
「世界の7.1%の活火山が日本にある。ちなみに、日本の国土は世界のたった0.29%」となっています。

また、先日9月26日には、政府の地震調査委員会が、南海トラフ地震の発生確率を「60%~90%程度以上」と発表しました。これまで「80%以上」といわれていたのは、南海トラフ地震は周期的に発生するという前提で算出したもので、今回は、根拠となるデータの1つ「隆起量データ」や「発生確率計算モデル」が見直され算出されました。これまでの“80%”という数値に対して“60%”という数値が入ったことで、確率が下がったように感じてしまいそうですが、専門家は、「南海トラフで大きな地震が起きる可能性は、次の地震が起きるまで日々少しずつですが高まっています。下がることはありません」という発表をしています。

とにかく、毎日防災を意識し続けることは難しくても、「防災の日」や「防災週間」に加え、地域防災訓練がある時などに、その都度、身の回りの備えを確認したり、家族と災害時の約束事(安否確認の方法、避難場所など)を確認しあったりして、定期的に見直しを続けることが大事です。

文/静岡県ふじのくに防災士 鈴木 

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