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家庭児童相談室から~感染性胃腸炎

うったえるはじめまして。こんにちは。子育て家庭支援センター保健師の青山といいます。
こちらに配属になって、はや7ヶ月が過ぎました。センターで行われている子育て広場では、お子さんたちのステキな笑顔をたくさん見ることができ、とても和やかな職場だなあと感じています。きっと私もあんなかわいいときがあっただろうに・・・いや、絶対にあった!そして今でも・・・!と勝手に思っています(笑)

さてさて、カレンダーも残すところあとわずかとなりました・・・。
年末ってなにかと忙しいし、大掃除もしなくちゃならないし、俺だって&私だってぱーっと忘年会ぐらいしたい!!と思っていらっしゃるご両親も多いはず。その忙しさのなかで、冬は病気にかかりやすくなる季節でもありますよね。
そこで、家族みんなで元気に冬を乗り切れるよう、今回は、主に子どもがかかりやすい病気とその予防「感染性胃腸炎」についてお話したいと思います。

乳幼児が冬にかかりやすい病気のひとつに「感染性胃腸炎」があげられます。浜松市感染症発生動向調査週報によりますとH18.11.27~12.3までの1週間に329名の患者数が報告されています。全国的にも患者さんは増えていてまだまだ注意が必要です!! 

「感染性胃腸炎」は発熱、下痢、腹痛、吐き気などが主な症状としてあらわれる病気です。
お子さんがぐったりしていて、水のような便、あるいは時に血液の混じった便がでて、吐いたりしている様子にびっくりされたご家族もいらっしゃるのではないかと思います。
原因はウイルス(ノロウイルス、ロタウイルスなど)、細菌(腸炎ビブリオ、病原性大腸菌など)、寄生虫など様々なものがありますが、冬はウイルス性の胃腸炎が多く発生します。
ウイルス性胃腸炎にかかってしまう原因としては、食べものや水を介しての口からの感染、患者の便や吐いた物に含まれるウイルスからの感染があげられます。
そこで家庭でできる対策としては、
外から帰ったとき、食事の前には十分に手洗い・うがいをしましょう。
(お子さんの手洗いがきちんとできているか見てあげてくださいね。この機会にご家族が手洗い・うがいのお手本を見せてあげるのもいいですね。)
加熱が必要な食品は十分に加熱しましょう。
(ノロウイルスは食品の中心温度が85℃以上1分間以上の加熱で死滅します。)
症状がある人との密接な接触は避けましょう。二次感染を防ぐために、症状がある人の便や吐いた物を処理するときには、ビニール袋で手をおおうなどして直接汚物に触らないようにしましょう。
症状があらわれたら早めに受診しましょう。
(特に、乳幼児・高齢者は下痢による脱水を起こしやすいので注意が必要です。脱水のときには皮ふや唇が乾いて目がくぼんできたり、顔色が悪く機嫌が悪かったり、息づかいが荒くなったり、おしっこの回数が減ってきたりします。高齢者ではわきの下が乾いてくるのもひとつのサインです。このような症状があらわれたら早めの受診をお勧めします。)
以上のことはご家族みなさんで注意できるものばかりですよね。「感染性胃腸炎」は大人でも感染します。予防を徹底して、みんなで元気に冬を乗り切りましょう!!

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