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うちの子らしさを大切にする子育て(1)~うちの子らしさの見つけ方~
最近「わが子らしさを大事に育てたい」の声を聞きます。
多様性の時代・その子らしさを育てることが、子どもの幸せにつながるのではという考えが広がってきているのですね。“みんなちがってみんないい“と、頭ではわかるけれど「本当なの?どうすればよいのか?」親心としての不安も生まれているようです。
私たち日本人には、調和を大事にし、自分らしさをあまり出さない文化があります。
自己主張や褒められることより、違うこと・ずれることをしたときに叱られてどうすればよかったのかを考えて改める、空気を読んで叱られないようにする「人に迷惑を掛けないことが優先される日本的な子育て」があり、その中で育ったパパ・ママだからこその悩みでもあるのです。これからは、パパ・ママが感じているように、自分らしさが尊重された生活や活動が大事にされる時代になってほしいと願っています(悲しい事件をなくしたいです)。
“らしさ”を大事にすることは、以下のことにつながっています。
- 分かってもらえている安心感が生まれ、意欲と自信「自分はこれでよいんだ」「もう1回やってみよう」と挑戦する力の土台につながる。
- 自分でやったからこそ自分で考えるプロセスが生まれ、「次はこうしてみよう」と未来を切り拓く力につながる。
- “らしさ”に対するパパ・ママの承認の対応が、子ども自身の“安心感・好き・落ち着く・心地よい”など見えない力となって心の充電につながる。
そのためには、周りの大人が、心をニュートラルにし、「子どもへのこだわりや決めつけ・思い込み」を脇に置き、子どもの行動(やること・見ているもの・触れているもの)を観察して、好きなこと・興味を持ったこと・苦手なこと・嫌いなことを見つけるところから始めてください。それを、パパとママなどで、共有してくださいね。
そして、試行錯誤しながらわが家・わが子に合った関わり・子育てをしていきませんか。
応援していきます。