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知っていますか? 子どもにもメタボリックシンドローム!(5)

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子どものメタボリックシンドロームを予防するには?

なぜメタボリックシンドロームになるのだろう、のところでもお話した理由で、まず生活習慣を本来合っている習慣に戻すことが第一です。

・早寝早起き。 

体にはたくさんの血糖調節や肥満に関わる日内リズムをもつホルモンがあります。
そして、これは夜更かしや徹夜を繰り返しても、日内リズムは基本的に変わりません。
海外に移住すると数カ月かけてやっとリズムが変化するくらい厳密なリズムです。
このリズムを無視して遅くに食事をとったりすると肥満になりやすくなります。

食事.jpg・野菜や魚の多い食事を。よく噛んで。

野菜は繊維質やビタミンが豊富でカロリーも量に比べて少なく、体に合ったエベルギーを摂取するのに向いています。たくさん噛むことができるのも良い点です。
たくさん噛むと脳内ヒスタミンが抑えられて、過剰な食欲が抑制されることがわかっています。
また魚の油の中には肥満を予防する働きをするものがあることが知られています。
体に良いからといって摂りすぎは禁物ですが・・。
もともと人間の体はお腹いっぱい食べ続けるには向いていないことを思い出して下さい。
長生きの人は口をそろえていいます、腹八分目!

・適度な運動を。過剰なTVやゲームの視聴は控えて。

メディアの視聴は1日2時間以内に抑えることを心がけてください。
外で運動する機会が少なかったり、できない環境の場合は、おうちの家事の手伝いをしてもらってください。
家事で体を動かしたり、カロリー消費する量は思った以上に大きいです。


なってしまったら?

高脂血症などの薬もありますが、まずは10%程度の減量や生活習慣の改善で、初期であれば治ることも多いです。
ただ、積み重なった生活習慣は御家庭だけでは変えることが困難なことも多いので、ご心配な方は、どうぞ浜松医科大学小児科を受診してください(相談電話、小児科外来:053-435-2638)。

(1)知っていますか? 子どもにもメタボリックシンドローム! 
(2)なぜメタボリックシンドロームになるのだろう?
(3)いつから気をつけたらいいの?
(4)まず自分の体を知ろう!
(5)子どものメタボリックシンドロームを予防するには?なってしまったら?

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