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知っていますか? 子どもにもメタボリックシンドローム!(3)

いつから気をつけたらいいの?

肥満3.jpgメタボリックシンドロームにならないようにするためには、胎児期、幼児早期、思春期に特に注意をして下さい。
一番早い時期は胎児の頃からです。近年では、低出生体重児は生活習慣病になる確率が高いことがわかっています。
これは、若い女性のダイエット志向が強くなったことと関連があるといわれています。
胎内では飢餓状態にあると、胎児が自分の遺伝子の一部を調節して飢餓に耐えられるエネルギーをたくさん貯められる体に変化すると言われています。
しかし、実際に生まれたあとは、栄養がたくさんあり、貯めすぎてしまうことによって起こると推定されています。
妊婦時代のダイエットは必要がない限り止めた方が賢明です。
低出生体重(2500g未満)で生まれた人は、少し生活習慣に気をつけて見直しをしていくと良いと思います。
子供時代に肥満でなくても、見直しをしてみてください。
次に、乳児期については、まだ結論がでていません。
乳児時代の肥満は将来の生活習慣病には関係があるともないとも言われています。
しかし、幼児期に肥満傾向が出現する場合は気をつけなければいけません。
通常は、乳児期に誰でも一度ふっくらとするのですが、6歳ごろにかけてやせていきます。
そして6歳ごろから再び思春期にかけて男女とも脂肪を貯めていきます。
そのやせていくはずの時期に、それも3歳までの早期にやせずにふっくらしていく子供は、将来の子供の肥満になりやすく、子ども時代に肥満であった人の場合、成人期の生活習慣病のリスクが高いことがわかってきています。
最後に思春期は、性ホルモンの影響から血糖値なども高くなりやすく、生活が乱れやすい時期でもあり、肥満やメタボリックシンドロームの発症しやすい時期です。
この時期の肥満やメタボリックシンドロームは直接、成人の生活習慣病へ続いていく時期でもあります。

(1)知っていますか? 子どもにもメタボリックシンドローム! 
(2)なぜメタボリックシンドロームになるのだろう?
(3)いつから気をつけたらいいの?
(4)まず自分の体を知ろう!
(5)子どものメタボリックシンドロームを予防するには?なってしまったら?

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