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知っていますか? 子どもにもメタボリックシンドローム!(1)

肥満.jpg日本の子どもの肥満は、今約10%、アメリカやイギリスでは約25%と、とても多いです。
これは、便利で豊かな現代生活の影響を間違いなく受けています。
ところで、子どもにもメタボリックシンドロームがあるってご存知ですか?
小児全体の0.5~2.5%、肥満の小児ではこれは5~20%にもなっています。
メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪が蓄積し、血圧や血糖値などに異常が現れ始めた状態で、動脈硬化を進行させる原因となります。
実際に内臓脂肪がたまっている子どもで検査をすると動脈硬化がすでに始まっている子もいます。
子どもの頃に肥満やメタボリックシンドロームであると、大人になってからの生活習慣病につながりやすくなります。
最近の研究で10歳と18歳の時点で肥満があった子どもでは、大人になってから心臓病で死亡する確率が高くなっていることもわかりました。
生活習慣病として有名なものは脳梗塞や脳卒中、心筋梗塞、2型糖尿病、(高脂血症、高血圧)ですが、最近ではがんの一部や老年性痴呆の一部も生活習慣病であることがわかってきています。
現在、大人の4人に1人はメタボリックシンドロームです。
日本人の大人の糖尿病と糖尿病予備軍は今2千万人です(*日本人口1億2千万人)。
この頻度から考えれば、子どもの頃から、生活習慣に気をつけることがいかに大事かおわかりになって頂けると思います。

子育て中のみなさまにも知ってもらいたい子どものメタボリックシンドロームについて、5回にわたって連載します。

(1)知っていますか? 子どもにもメタボリックシンドローム!
(2)なぜメタボリックシンドロームになるのだろう?
(3)いつから気をつけたらいいの?
(4)まず自分の体を知ろう!
(5)子どものメタボリックシンドロームを予防するには?なってしまったら?

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