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風しんから赤ちゃんを守ろう!
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首都圏を中心に全国で風しんが流行しています。人ごみを避け、外出時の手洗い、うがい、咳エチケットを励行しましょう。
妊婦、特に妊娠初期の女性が風しんにかかると、生まれてくる赤ちゃんが「先天性風しん症候群」という病気にかかってしまうことがあり注意が必要です。
そこで、浜松市から提供された風しんに関する情報をわかりやすくまとめてみました。
風しんってどんな病気?
症状としては、赤い発疹(全身)、発熱、リンパ節の腫れ(耳後部や首すじ)、関節痛
感染経路は、飛沫感染、接触感染
潜伏期間は、2~3週間
今は成人に多い病気で、特に10代後半~50代前半の男性、10代後半から30代前半の女性が多く発病しています。
【先天性風しん症候群】とは・・・
妊娠初期にかかると、お腹の赤ちゃんが感染し、心臓の病気や、目や耳に障害を生じることがあります。
特に妊娠12週までは、先天性風しん症候群の危険性が高いです。
予防接種を受けましょう。
妊娠前に夫婦で予防接種を受けましょう。
過去に風しんにかかったことがない人は妊娠前に夫婦で予防接種を受けましょう。
接種費用は自己負担となります。
予防接種を助成している自治体もありますが、浜松市では助成はしていません。
風しんワクチンの接種料金は5000円前後。MR(風しん・麻しん混合)ワクチンは1万円前後です。
予防接種を受けた後は、2ヶ月間、避妊が必要です。
妊娠中の場合は?
妊娠したら予防接種が受けられません。
現在、妊娠中の場合は、同居家族など、周囲の人が予防接種を受けましょう。
また、妊婦健診の風しん抗体価の結果を主治医に確認し、陰性または低抗体価だった場合(一般に、HI抗体価が16倍以下)は、出産後に予防接種を受けましょう。
風しん抗体検査は必要?
抗体価の検査をしなくても、ワクチンの接種はできます。
(仮に抗体がある人がワクチンを接種した場合は、抗体の強化が期待できます。)
- 風しんの予防接種は、はしか(麻しん)も一緒に予防できる風しん混合(MR)ワクチンで受けることをお奨めします。
- 風しんにかかったかどうかわからない場合、抗体価を測ることはできますが、なかった場合、ワクチン接種となるので、不明な場合は接種するという方法をとっても構いません。2回接種しても問題がないからです。
浜松市における問合わせ先
- 予防接種について
健康福祉部 健康増進課 TEL 053-453-6119 - 風しんの流行状況や病気について
健康福祉部 保健予防課 TEL 053-453-6118