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仰向けは腹筋を鍛えている

3か月頃の仰向けの姿勢では、主に腕を前に伸ばす力や腹筋を鍛えています。
バラバラだった手足の動きが、対称的な姿勢になり、頭を真ん中で保持でき、足を挙げるような動きや姿勢をとり、まとまりのある動きをしてきます(図1)。
図1

この姿勢をとることで、まず胸の筋力が発達してきます。
そのことにより、手を前に伸ばして玩具を取ろうとすることが可能になってきます。

手を前に伸ばす動きは、胸や肩の筋力の発達が重要です。
さらに、手を前に伸ばす動きは、腹筋とともに発達します。
そして腹筋は、足を挙げることにより発達してきます。

お父さんやお母さんも図1のように足を挙げた姿勢を長時間してみてください。
結構、腹筋が疲れませんか?この姿勢を長時間しているって、すごいですよね。

さらに、腹筋がしっかりしてくると、足の蹴り運動もしっかりしてきます。

この足の蹴りは、後弯している腰椎部(背骨の腰の部分)を前弯させていきます。
腰椎部が前弯してくると膝を立てた仰向けができてきます。
この腰椎部の前弯は、立位を取るのに重要な背骨の弯曲です。

この頃の遊びは、仰向けで顔の前に玩具を見せて、手を伸ばすことを促したり(図2)
図2
歌に合わせて足を挙げるような動きを手伝ってあげましょう。

文/聖隷クリストファー大学リハビリテーション学部 作業療法学科 伊藤信寿先生

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