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子宮頸がん検診を受けましょう!
こんにちは。保健師の池谷です。11月に入り紅葉の季節になってきましたね。これから冬に向けてだんだんと寒い時期に入ってきます。季節の変わり目となるので体調に気を付けてくださいね。
さて、今回は子宮頸(けい)がんについてお話ししたいと思います。あなたは今までに子宮頸がん検診を受けたことがありますか?ぴっぴ世代のママは毎日仕事や育児に追われ、とても忙しく過ごしているのではないでしょうか。とかく、自分自身の健康は後回しになりがちですよね。
今日は、そんなママにこそ、自分自身の健康を振り返るきっかけにしてもらいたいなと思います。
子宮頸がんってどんな病気?
子宮の入り口にできるがんのことで、子宮頸がんの多くがヒトパピローマウイルス(HPV)が原因とされています。このヒトパピローマウイルスは、主に性行為等で感染するもので、80%の女性が生涯のうち一度は感染すると言われている、日常生活においてごくありふれたウィルスです。このヒトパピローマウイルスに感染しても、自然に治る人がほとんどですが、一部がんに進行することがあります。
子宮頸がんの症状としては、月経期間以外での出血、性行為による出血、普段と違うおりものの増加などの症状があります。しかし、初期のがんでは自覚症状はほとんどありません。
子宮頸がんの患者さんを年齢層でみると、20代後半から増加し40代までの若い女性の患者さんが増えています。女性であれば誰もがかかる可能性がある病気です。しかし、子宮頸がんは治療法も確立されている病気です。だからこそ、早期発見・早期治療が大切なのです!
検診を受けてカラダ点検してみませんか?
子宮頸がんは子宮頸がん検診を受けることで、早期発見・早期治療につなげることが出来ます。
浜松市では、職場等でがん検診を受ける機会がない方を対象に、がん検診受診券を送付しており、子宮頚がん検診は20歳から受けることが出来ます。受診券は各区役所の健康づくり課の窓口に来ていただくか、電話でお申し込み後、ご住所に郵送させていただいています。
がん検診について詳しくお知りになりたい方は、4月の広報はままつと合わせて全戸配布した「浜松市健康診査のお知らせ」をご覧いただくか、各区役所の健康づくり課へお問い合わせください。ぜひ毎年、検診を受けて自分自身の健康を振り返るきっかけにしてみましょう!
文/浜松市保健師 池谷