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体を動かすときのポイント
こんにちは。近頃は、涼しく感じられる時間も徐々に増えてきましたね。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
暑さもピークを過ぎ、体を動かすのにも良い季節ですね。今回は、体を動かすときのポイントについて紹介します。
1.体の状態を確認する
体を動かす前には、頭部や手足、腰などの痛みや、めまい・ふらつき、睡眠不足などがないかを確認し、必要に応じて運動を控えて休息をとったり、運動の内容を変えたりするようにしましょう。運動中や運動後にも、体の状態を確認し、異変のある場合には早めに休息をとったり、必要に応じて医療機関を受診したりするようにしましょう。
また、高血圧や糖尿病、心疾患などのため定期的に医療機関を受診している場合は、運動前に医師に相談するようにしましょう。
2.運動する環境や運動用具を確認する
運動時には、運動する環境や運動用具を確認しましょう。
秋とはいえ、高温・高湿等の環境では、上昇した体温が低下しづらく熱中症発症の危険性があります。また、これからの季節は、汗をかいた後の冷えにも注意が必要です。速乾性の衣類を着用したり、汗をかいた後はこまめに着替えたりするなどして、冷えへの対策を行うと良いでしょう。
また、足に合った靴を着用したり、使用する器具の点検を行ったりするなどして、ケガや事故を予防しましょう。
3.ストレッチングをする
運動前のウォーミングアップや運動後のクールダウンに、ストレッチングを取り入れてみましょう。筋や関節を伸ばすストレッチングは、ケガの予防やパフォーマンスの向上、疲労の早期回復だけでなく、リラクゼーション効果も期待できます。
4.実践できそうな運動からはじめる
実践できそう、続けられそうだと思う運動から、はじめてみましょう。
座りっぱなしを避けたり、移動に階段を使ったりするなど、普段の生活のなかで体を動かす機会を取り入れるのも良いでしょう。運動のためのまとまった時間をとることができない場合でも、生活のなかでこまめに体を動かすことが大切です。
この秋、ぜひ体を動かしてみませんか。
参考文献
文/浜松市保健師 瀬尾