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解消したい!冬太り
こんにちは。中央健康づくりセンターの保健師です。寒い日が続きますが、お元気でお過ごしでしょうか? 今回のテーマは「冬太り」についてです。年末年始のイベントでご家族やお友達と、豪華なお食事を楽しんだ方もいらっしゃることでしょう。また、冷え込みや強風のために外出しにくくて室内で過ごしがち、ということもあるかもしれませんね。この冬蓄えてしまった余分な脂肪を少しでも減らし、メタボを予防するため、日常の生活習慣の中ですぐに取り組めることをご紹介します。
1.食習慣を見直しましょう
摂取エネルギーが消費エネルギーを上回る(活動で消費する以上にたくさん食べる)日々が続くと、内臓脂肪が少しずつ蓄積されてしまいます。
食べる量を減らせば体重は減りますが、やみくもに食べ物を我慢しても続きません。
太りにくい食べ方のコツや工夫
- 3食(特に朝食を!)きちんと食べる
食事を抜くと空腹になり、他の食事の時にまとめ食いをしてしまいます。 - 野菜メニューを先に食べる
先に野菜を食べることで、エネルギー高めの主食や主菜の食べ過ぎを防げます。 - 間食は控えめに
スイーツ、スナック菓子、嗜好飲料などは高カロリーで高脂質、砂糖が多く含まれます。砂糖の主成分のショ糖は吸収されやすく、体脂肪になりやすいので食べ過ぎに注意が必要です。
2.こまめに身体を動かしましょう
日本人が1日に座って過ごす時間は、世界最長と言われています。座りっぱなしは血流を滞らせ、老化や寿命にも影響してしまいます。消費エネルギーを少しでも増やせるよう、できることから始めましょう。
テレビのCM中には立ち上がるよう心がける、ストレッチをする、家事の合間にかかとの上げ下げをするなど、5分間の運動なら2回、1分間の運動なら10回など、生活の中で取り組んでみましょう。意識して少し多めに動くだけでも効果がありますよ。
3.定期的に体重を測って、記録するようにしましょう
毎日ではなくても定期的に同じ条件(起床後トイレを済ませてから、など)で体重を測ると、小さな変化に気づきやすくなります。また、目標体重に向けて増減が目に見えるので食事や運動の習慣を振り返ることになり、やる気の維持につながります。
新年は新しい気持ちでスタートをきるのによい季節ですね。ぜひ、チャレンジしてみてください!
参考資料
文/浜松市保健師 梶山