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月経の「痛み止め」薬剤師に相談を!
月経(生理)が来るとお腹が痛くなる、月経前にいつも頭が痛くなる、など痛みや不調で悩んでいることはありませんか?今回は皆さんの身近な専門家である薬剤師から「痛み止め」についてお話をしていこうと思います。
まず初めに月経周期を知ろう
月経周期とは月経(出血)が始まった日から次の月経が始まる前日までの期間のことを言います。通常、25~38日周期で繰り返されます。
図にあるように、月経期間や、月経前の「黄体期」と呼ばれる期間には特に痛みや不調を感じやすい時期と言われています。ただし、すべての人が痛みを感じるというわけではなく、個人差があります。また「痛み」だけではなく「だるさ」や「気分の落ち込み」などさまざまな不調を感じる方もいます。もし痛みを感じるようであれば我慢せず痛み止めの服用を検討しましょう。
痛み止めの種類を知ろう
痛み止めには大きく分けて以下のような種類があります。
- 15歳未満の子どもでも飲めるアセトアミノフェン製剤
- 15歳以上から飲めるロキソプロフェンやイブプロフェンなどの製剤
薬局やドラッグストアにはたくさんの種類の痛み止めが並んでいます。自分や家族に合ったお薬を選ぶためにも薬剤師に相談してみましょう。
痛みは我慢せずになるべく早く飲むことが大切です。製品ごとに用法・用量が異なるため、しっかりと確認してから服用するようにしましょう。
痛み止めを飲んでも痛みが改善しない場合には?
特に月経痛で痛み止めを飲んでも効果が十分に感じられない場合には、月経困難症などの婦人科系疾患が隠れている可能性があります。その場合は婦人科を受診し、必要に応じて治療薬を使ってケアすることができます。
治療で使われるお薬についてはまた別途お話しします。
薬や身体の悩み、薬の選び方や飲み方について知りたい時は、気軽に薬局やドラッグストアの薬剤師に聞いてみてくださいね。