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産後ケア事業を利用してみませんか?
暑さも和らぎ、秋の訪れを感じる季節となりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。新型コロナウイルス感染症も落ち着かず、疲れを感じている方も多いのではないでしょうか。特に産後のパパママにとっては、感染の不安から外出を控えたり、相談に行きたくても行けないなど、育児不安を抱えている方も多いかもしれません。育児中のパパママへ、今回は浜松市で実施している「産後ケア事業」をご紹介します。
産後ケア事業はどんな人が利用できるの?
浜松市内に居住している出産直後から産後1年未満のお母さんと赤ちゃんで、十分な産後の援助が受けられない方や、体調不良や育児不安等がある方を対象とし、市内の医療機関や助産院で心身のケアや育児のサポートを行っています。令和3年4月からは、里帰り等で一時的に浜松市にお住いの方の利用もできるようになりました。
利用できるサービスは?
次の4種類があります
- 宿泊型:赤ちゃんと一緒に宿泊をしてケアを受ける。
- デイサービス(1日)型:日中に滞在をしてケアを受ける。
- デイサービス(短時間)型:1時間または2時間のケアを受ける。
- 訪問型:助産師等がご自宅へ訪問してケアを受ける。
いずれのサービスでも、お母さんの身体のケアや産後の相談、授乳・沐浴指導、育児手技についての具体的な相談ができます。
利用できる回数は?
「宿泊型」「デイサービス(1日)型」は、2つのサービスを合わせて7日間まで利用できます。また、令和4年度からは、「デイサービス(短時間)型」「訪問型」についても、2つのサービスを合わせて7回まで利用できるようになりました。
利用方法は?
利用には、「実施施設への仮予約」と「事前申請」が必要です。また、利用料金については利用サービスや施設によって異なります。詳細については、浜松市子育てサイトぴっぴ「産後ケア事業」をご参照ください。
昨年度実施した、利用者アンケートの結果、利用したお母さんたちから「育児に自信がついた」「じっくり相談できた」「話をきいてもらい気分転換になった」「頼れる場所を見つけることができた」など、産後ケアを利用してよかったという声をいただいています。育児に疲れた時、育児で悩んだ時、そんな時こそ「産後ケア事業」をご検討ください!
また、産後ケア事業などの子育て情報について詳しく知りたい、その他、妊娠・出産・育児等について不安や困りごとがある時は、各区の「子育て世代包括支援センター」にお気軽にご相談ください。保健師、栄養士、歯科衛生士があなたの相談に対応いたします。
文/浜松市保健師 松尾