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私の好な詩、ママ・パパに読んでもらいたい詩 助産師たちのつぶやき

助産師たちのつぶやき明けましておめでとうございます。2020年はコロナの影響で私たちの仕事にも大きな影響があり、変化が大きい1年でした。2021年もその影響は続きそうですが、コロナに負けない1年でありたいです。

さて、コロナの影響で変化があったことの一つとして、当院で行われていた母親学級ができなくなったことがあります。母親学級ではお産の流れを具体的にイメージしてもらったり、産後の授乳について知ってもらったり、近い妊娠週数のママたちと交流できる大事な場であったので、それができなくなってしまったことはとても残念です。

また、私が残念に思っている理由は他にもあり、それが今回のお話のテーマです。皆さんは、「わたしがあなたを選びました」という詩をご存じですか?当院の母親学級では、毎回最後にこの詩を朗読させてもらっていて、私はこの詩を初めて聞いたときに感動したこと、泣きそうになったことを覚えています。母親学級ができなくなり、ママにこの詩を聞いてもらう機会がなくなってしまったことはとても残念です。なので、今回はその詩について少し紹介させてもらいます。

ママ

この詩は、生まれた赤ちゃんが、お腹の中にいたときの思いをママ・パパに向けて語りかける言葉で書かれ、お腹の中で幸せを感じたり、時には不安を感じたりしていることを話しています。私は日々産後のママに関わらせてもらっていますが、その中で妊娠期のお話をしてもらうことが多く、それが詩の中の赤ちゃんが語る言葉と重なるのです。楽しかったこと、頑張ったことはもちろん、辛かったこと、不安だったこと、悩んだことなども、赤ちゃんは初めからちゃんと聞いていて、ママ・パパと同じように感じていて…お腹の中で育っていく中でママ・パパを大好きになっていくんだなと思います。

詩の最後の「お父さん、お母さん、今、わたしは思っています。わたしの選びは正しかった、と。わたしがあなたたちを選びました。」という赤ちゃんからの言葉は、赤ちゃんを大事に守って育てているママ・パパ全員に知ってもらいたい言葉です。

今はコロナのために気軽に直接相談できないこと、周りを頼りにくい環境にあることで、妊娠期間や子育てに新たな悩みを抱える方も多いと思います。そんな時に、ぜひこの詩を読んでもらいたいです。きっと心がほっとする、少し前向きになれるのではないかと思います。
皆さんの妊娠期間や子育てが楽しく充実したものでありますように、心から祈っています。

文/浜松医療センター 船明真帆

紹介した詩(絵本)

わたしがあなたを選びましたわたしがあなたを選びました

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