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お子さまの新型コロナワクチン接種について

こんにちは。健康増進課予防接種業務担当の池谷です。今回はお子さまの新型コロナワクチン接種についてお伝えします。
お子さまへの接種が開始されてからおよそ8か月が経ちました。大人の接種率が8割程度であることに比べ、子どもは2割程度と低い接種率が続いております。保護者のみなさまは様々な情報を集めながらも、接種を迷っている方も多いのではないでしょうか。

副反応の特徴と対処法

ワクチン接種お子さまへの接種を迷う理由のひとつとして、副反応の心配があげられます。ファイザー社(5~11歳用)のワクチンは大人と同様、接種部位の痛みや発熱等の症状が確認されているものの、ほとんどが軽度か中度であり回復していると報告されています。発熱は接種当日から翌日にかけてみられ、1日程度で解熱する場合が多いようです。発熱への対応を日本小児科学会は以下のように記しております。「程度が軽い場合は、冷却などで様子をみていただくことでかまいません。発熱の程度に応じて解熱薬を使用することもできます。こどもで安全に使用できる解熱薬として、アセトアミノフェンがあげられます」ただし、「熱性けいれんを起こしたことがある場合、何らかの病気で治療を受けている場合、薬などでアレルギー症状を起こしたことがある場合などは、発熱時の対応について事前にかかりつけの先生にご相談ください。」

学校等の対応

また、学校等の出欠の取り扱いも気になることではないでしょうか。お子さまが接種後に副反応であるか否かに関わらず、発熱等の風邪の症状がみられたときには、学校は出席停止の措置をとることができます。出欠の取り扱いについては、お子さまが通う学校等に事前に相談してみましょう。

ワクチン接種の判断のポイント

ワクチンの接種は強制ではありませんが、国では、特に基礎疾患があるお子さまなど重症化するリスクの高い方には接種を勧めています。
その理由として、

  1. オミクロン株が流行し感染者が増える中、新規感染者のうち10代以下のお子さまが約3割を占めていること、
  2. お子さまが感染した場合は重症化する例や死亡する例の割合は低いものの、感染者が増えるにつれて増加している傾向がみられること

があげられます。
感染を予防するために手洗い、適切なマスク着用、換気を継続し、ワクチン接種で感染した場合の重症化を予防しましょう。

浜松市健康増進課 池谷

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