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女性ホルモンと上手に付き合おう

女性の健康こんにちは、保健師の有谷です。寒さが一段落し、ようやく陽射しも春めいてきましたね。

ところで、3月1日から3月8日は「女性の健康週間」ですがご存知でしたか?子育て中のママは、つい自分のことは後回しになってしまいがちですが、この機会に自分のカラダについて考えてみませんか。

“生理前はどうも体調がよくなくて…”という経験はありませんか?女性のカラダは赤ちゃんを産むための機能を持っており、一生を通じて大きく変化します。その変化をもたらすものが女性ホルモンです。女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンがあり、女性のココロやカラダの調子も大きく作用します。

女性ホルモンと上手に付き合うコツ

自分の体のリズムを知ろう

女性ホルモンによってもたらされる排卵や月経。そのリズムによって体調は変わってきます。月経や基礎体温、体調を記録することで、体調不良の原因や対処方法が分かることもありますので、気になる症状があるときは、早めに産婦人科に相談してみましょう。

■月経後から排卵前
排卵日前にかけてエストロゲンの分泌が多くなります。カラダもココロもお肌も安定し、体調もよいので、アクティブに過ごすのにピッタリです。

■排卵後から月経前
次の月経にかけてプロゲステロンの分泌が多くなる時期です。人によって、疲れやすい、むくみ、吹き出物、気分の不安定さなどが起こりやすくなります。このような症状を、月経前症候群(PMS)といい、この時期はなるべく無理をせず、休息をしっかりとりましょう。

規則正しい生活を心がける

授乳等でなかなか難しいママもいるかもしれませんが、なるべく早寝早起きを心がけ、3食きちんと取るようにしてみましょう。子どもの成長にもよいことなので、一石二鳥です。

ストレスをためない

女性ホルモンは脳からの指令で分泌されるため、ストレスや過度の疲労により指令が乱れると、ホルモンバランスが崩れ体調不良の原因になることもあります。適度に気分転換を図ることも大切です。

3月はひな祭りもあり、女性が主役になれる季節ですね。浜松市にゆかりのある女性が主役の大河ドラマ「おんな城主直虎」も放映されており、女性の活躍が注目されています。いつまでも元気でキラキラ輝いた女性でいられるよう、自分のカラダをよく知り、体調と付き合いながら過ごしましょう。                          

文/浜松市保健師 有谷

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