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ブラジル風お好み焼きを作ろう!
ブラジル風お好み焼き
ブラジル風お好み焼きは、ひき肉と玉ねぎを炒めた具材とオリーブを使い、ケチャップとマヨネーズソースをつけて食べます。

材料(2枚分)
- 基本のお好み焼きの生地 ⇒ 作り方
- 2枚分
- 千切りキャベツ
- 200g
- ひき肉
- 適量
- 玉ねぎ
- 適量
- オリーブ
- 適量
- (ソース)ケチャップ
- 適量
- (ソース)マヨネーズ
- 適量
- (トッピング)粉チーズ
- 適量
ひき肉炒め
- みじん切りした玉ねぎと、ひき肉を炒める
- 塩こしょう、あればスパイスで味付けをする
ブラジルの食文化について
ブラジルには、アマゾン川流域の自然の恵みがもたらす、マンジョカ(キャッサバ)やフルーツなどを使った料理があり、ポルトガルの植民地時代にはヨーロッパの国から食材や調理法が広まりました。
その後、アフリカ、アジアからの移民が増え、多様な背景を持つ人や食べ物が融合していき、ブラジルの食文化が形成されてきました。
日本のお好み焼きに似たブラジル料理「パステル」
ブラジルで親しまれている「パステル」は、小麦粉で作った生地に、炒めたひき肉や卵などの具材を包み、油で揚げた食べ物です。パステルの中身には、ひき肉のほか、チーズやハム、バナナやチョコレートなど、おかず系から甘いデザート系まであります。形も丸や四角のバリエーションがあります。
ヴィナグレッチソースは、玉ねぎやトマト、カラーピーマンを刻み、ワインビネガー(酢)とオリーブオイルで和えたブラジルの定番ソースです。揚げたて熱々のパステルと、さっぱりとした風味のヴィナグレッチソースは相性が良く、一緒に食べることが多くあります。
生地に小麦粉が使われていて好みの具を入れたり、ソースをつけて食べたりするところなどに、お好み焼きとの共通点がありますね。
ブラジルの代表的な料理3つ
1. フェイジョアーダ

フェイジョアーダは、黒インゲン豆やソーセージ、牛肉・豚肉を煮込んだ料理です。ライスやファロッファ(キャッサバ粉を炒めたもの)と一緒に食べられます。ブラジルの国民食とされており、イベントや祝い事などで家族や友人など大人数が集まって食べることが多いです。また、水曜日と土曜日にフェイジョアーダを食べるという慣習もあります。
2. シュラスコ

シュラスコは牛肉や豚肉を切って串に刺して焼いたものです。
みんなで集まるパーティーやバーベキューの時に出される人気の定番料理です。
3. アサイーボウル

ブラジルはフルーツの栽培も盛んです。アサイーの実を使ったシャーベットに、グラノーラやフルーツをトッピングしたヘルシーなデザートです。栄養価が高くスーパーフードとしても人気があります。
ブラジルから来た日系2世の通訳さんに聞いた、ブラジル料理のこと!
ブラジルは日本のほぼ反対側、南半球にある国で、世界最大のコーヒー生産国です。実は、世界のコーヒー生産量の約30%を占めています。ブラジルの広大な土地と適した気候が、その理由です。
コーヒーは「コーヒーノキ」という木の実から作られます。赤く熟した実を収穫し、その中から種を取り出して乾燥させ、焙煎することで、私たちが知っている茶色の「コーヒー豆」になります。
コーヒー栽培には、多くの移民が関わってきました。最初はアフリカ、ヨーロッパからの移民が多かったのですが、1900年代初めごろからは日本からの移民も増えました。今でも多くの日系人がブラジルに住んでいて、サンパウロ市の日本人街にはお寿司やラーメンを楽しめる日本食レストランもあります。
1990年代になると、ブラジルに渡った日系人の子どもや孫たちが日本に戻り、日本で仕事をするケースも増えました。
製造業が盛んな浜松市にも、日系ブラジル人が多く住むようになりました。ブラジルの食品を専門に扱うスーパーもあり、ブラジルの食材や調味料を手に入れることができます。
このような経緯からブラジルと日本は関係の深い国です。食べ物を通じて、新しい発見やつながりが生まれるといいですね。
「料理で世界とつながろう! 親子でお好み焼きづくり」(2024年11月10日に開催)で作ったお好み焼きのアレンジを紹介しています。