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日本のお好み焼き(遠州焼き)を作ろう!
遠州焼き
遠州焼きは静岡県浜松市周辺地域で親しまれているお好み焼きで、特徴的なのは生地にたくあんを混ぜることです。たくあんのシャキシャキとした食感が楽しめます。

材料(2枚分)
- 基本のお好み焼きの生地 ⇒ 作り方
- 2枚分
- 千切りキャベツ
- 200g
- たくあん
- 適量
- 紅しょうが
- 適量
- 青ねぎ
- 適量
- (ソース)ウスターソース
- 適量
- (トッピング)かつおぶし
- 適量
- (トッピング)青のり
- 適量
お好み焼きのこと
お好み焼きは、その名前の通り、「好み」のものを好きなスタイルで焼くことから名付けられました。地域によって具や焼き方が異なり、様々なバリエーションがあります。大阪や広島が特に有名で、関西風は材料を一緒に混ぜてから鉄板で両面を焼きます。広島風は生地の上にキャベツや具材、卵を重ねて焼きます。浜松市には、たくあんが入った「遠州焼き」があるように、さまざまな具材を取り入れやすく、いろいろな組み合わせで楽しむことができる料理です。また、お好み焼きにかけるソースも地域によって好みやメーカーが異なり、各地でご当地ソースが生まれています。
代表的な日本のお好み焼き
1. 関西風お好み焼き

生地に、キャベツや肉、シーフードなどの具材を混ぜ込んでから焼きます。厚みのあるふんわりとした食感が特徴で、ソースやマヨネーズ、かつお節、青のりをたっぷりかけて食べます。
お好み焼きやたこ焼きなどの粉もの料理全般は、家庭でも手軽に作れる料理として広まり、大阪を代表する関西の食文化として愛されています。
2. 広島風お好み焼き

薄く焼いた生地の上に、キャベツやもやし、豚肉などの具材を重ねて焼きます。さらに、焼きそばやうどんを加えることが多く、ボリューム満点です。最後に卵を薄く焼き上にのせて、ソースやかつお節などをかけて食べます。
3. もんじゃ焼き

もんじゃ焼きは、東京の下町発祥で、江戸時代から子どものおやつとして親しまれていました。お好み焼きのルーツにもなったとも言われています。具材を混ぜた水分多めの生地は、お好み焼きよりも柔らかく、キャベツで土手を作って生地が流れ出ないようにして焼いていきます。鉄板の上で焼きながらヘラを使って少しずつ食べるのが特徴です。
浜松出身のぴっぴスタッフに聞いた、遠州焼きのこと!
遠州焼きと呼ばれるようになったのは近年になってからで、地域密着の駄菓子屋さんなどで、むかしから親しまれていたお好み焼きです。浜松市北部に広がる三方原台地では、大根が多く収穫され、保存食品としてたくあんが作られていました。食料が手に入りづらかった時代に、どの家庭にもあったたくあんを入れたのが始まりとされています。水の量を少し多めにして、薄く焼いたものを三つ折りにして食べます。ソースは醤油かウスターソースで、さっぱりと食べられます。「お好み焼きにたくあん?」と思うかもしれませんが、程よい塩味と歯ごたえが意外にマッチするので、ぜひ試してみてください。
「料理で世界とつながろう! 親子でお好み焼きづくり」(2024年11月10日に開催)で作ったお好み焼きのアレンジを紹介しています。