太陽が西に沈む夕暮れ時。西の空が茜色に染まってとてもきれいですよね。 海辺にいたら、夕日に向かって叫びたくなる気持ちも分かります。走り出したくなる人もいるかもしれませんね。 美しい夕日に目も心も奪われがちですが、この時夕日の反対側、「...
いろいろ見立てて子どもと遊ぼう オリオン座といえば、誰しも聞き覚えはあると思います。天文台での星空観望会でも「オリオン座なら、わかります!」という参加者が多いです。実際の星空でも爛々と輝く姿はまさに冬の星座のスターと言えます。 2月の...
11月19日の部分月食をみんなで楽しもう! 「月食」とは、月が地球の影に入るという現象ですが、これが部分的に起こることを「部分月食」といいます。ただし、今回の部分月食は最大で月の98%が影に入りますので、本来皆既食で見られる暗赤色の月...
「なんじゃこりゃ!」 月に望遠鏡を向けて月の表面を見た人は皆ものすごく驚いています。西洋はガリレオ、日本では麻田剛立(ごうりゅう)がそうでした。お盆のようにつるっと丸いと思われていた表面は、デコボコがたくさん見られたのです。 さぁ、皆...
空気が温んだ早春の晩、北東の夜空に姿を現した北斗七星の雄大な星列は、冬眠から覚めた熊がのっそり立ち上がるようです。春が来たなぁ、と感じます。 人類の起源の頃から諸民族が、牧畜、農耕、漁猟の生活において、行事の適期や方角を、星の位置や動...
幼くキラキラな星の群れ、月。 冬の星空は、双眼鏡の出番です! 快適に星空を眺めるために、双眼鏡をカメラ三脚に据え付けることをお勧めします。星がピタッと止まり、気持ちよく眺められます。さらには、「これ見て!」「わぁきれい!」と、家族や友...
火星最接近 その後観望適期へ 火星が10月6日23時に「地球に」最接近します。このときの火星と地球の間の距離は約6,207万km。最接近時、火星は-2.6等星の輝きで、見た目の大きさ(視直径)約22.6秒角です。つまり、他の星よりよく...
天の川の観望にチャレンジ! 七夕、と言えば 7 月 7 日ですが、今年は雨でしたね。お子さんたちは短冊に願いを書いて楽しみにしていたことと思います。我が家のベランダにも雨に打たれた短冊がくっついていました。 七夕の時期に雨が多いのは新...
7/5(日)は、真っ赤な月を見よう さて、問題です。「満月の高さが一番低くなる季節はいつ?」。「ええっ?」と思ったあなた! 満月も太陽と同じように季節で高度が変わるんですよ。 太陽の場合、北半球では夏は高く、冬は低くなるのは皆さんご存...
ウイルス拡散防止のために外出を控えるのも、子どものいる家庭では一苦労ですね。「どこにウイルスが」と疑心暗鬼で外に出にくくなっている面もあります。かく言う我が家も3月に「ネタ切れ」してしまいました。それでも、「ちょっとでも楽しめるように...