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お薬の正しい使い方 オーバードーズに注意

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皆さんはお薬を飲むときに、添付文書や説明書をきちんと確認していますか?薬は「正しく使えば体を助けるもの」ですが、間違った使い方や飲みすぎ(オーバードーズ)によっては体に大きな負担を与える危険もあります。お薬を正しく使用することは、自分自身の健康を守るうえでとても大切です。

医薬品の適正使用とは?

医薬品の適正使用とは、「必要な薬を、正しい量・正しい方法で、正しい期間に使うこと」を指します。例えば、処方薬は必ず医師の指示に従って服用し、市販薬(OTC医薬品)は用法・用量を守ることが基本です。効果が出ないからといって勝手に量を増やしたり、複数の薬を同時に自己判断で服用したりすると、副作用や相互作用のリスクが高まります。

オーバードーズとは?

オーバードーズ(overdose)とは「薬を指示より多く服用すること」です。意図的に大量に服用するケースだけでなく、痛みや不安を抑えたい一心で回数や量を守らずに飲んでしまうケースも含まれます。解熱鎮痛薬や睡眠改善薬、風邪薬、咳止めなどは特に過量服用のリスクが高い薬の一つです。短期間であっても、肝臓や腎臓に強い負担がかかり、時には命に関わる危険があります。

気をつけたい市販薬のオーバードーズ例

薬を飲む

  • アセトアミノフェン:過量服用により肝障害のリスク
  • ロキソプロフェンなどのNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬):胃潰瘍や腎障害を起こす可能性 
  • 眠気を抑えるカフェイン含有薬:大量摂取で不眠や動悸 
  • 咳止めの薬に含まれる成分:依存性・意識障害の危険

正しく使うために相談しよう

薬局やドラッグストアでは、薬剤師や登録販売者が市販薬の適正な選び方や飲み合わせのチェックを行っています。すでに処方薬を飲んでいる方や、複数の市販薬を利用している方は、購入時にぜひ相談してください。また「薬が効かない」と感じたら、量を増やす前に必ず専門家に相談することが安全につながります。

薬との正しい付き合い方

薬は「多ければ効く」というものではなく「正しい量で最大の効果を発揮する」ものです。もし薬を飲んでも症状が改善しない場合や、不安に感じることがある場合には、早めに医師や薬剤師に相談しましょう。

 

薬の正しい知識と使い方を身につけることは、自分の体を守るだけでなく、将来の健康にもつながります。オーバードーズを防ぐためにも、自己判断ではなく「正しく・必要な時に・必要な量だけ」を心がけましょう。信頼できる薬局・薬剤師に気軽に相談できる環境を持つことが、安心と安全につながります。

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