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子どもをのびのび育てるためのほめ方・叱り方(7)
のびのび育てるおまけのお話:イヤイヤ期って反抗期?
一から十までぜーんぶ子どもに任せてあげると、結局自分の力ではできなくて、子どもも親もイライラ。かといって、手伝ってあげるも、「ジブンデ」と最初からやり直しが始まって、最後は思うようにならなくて、結局かんしゃくを起こす。どうしたらいいの?お手上げのイヤイヤ期。
まず最初はやり方をやって見せる。次に一緒にやってみる。ある程度のところまでお手伝いしてあげつつ、最後のフィニッシュは自分の力でできたかのようにお膳立て。「できた-!」の喜びを感じさせてあげるプロセスにコツがあるのです。同じことを繰り返すも、少しずつお手伝いする手をのらりくらり…手伝いすぎが仇になります。依存というリスク。「自分で!」の気持ちを育むことが大切なのです。
「イヤイヤ」は決して反抗しているのではありません。私はAじゃなくてBがしたい!と意思表明しているのです。自我が芽生えてきているのです。それなのに、「素直じゃない」とか「我が強い」などとくくってしまうのは、残念な事です。「自分でやりたい」でもまだ自分一人の力ではできないもどかしさ。イヤイヤ言って泣いたり暴れたり…どうにもならないココロの葛藤。できるようになりたい気持ち。「なりたい自分になる」ために人生の土台をつくる乳幼児期。大きくなってからいきなり「やる気スイッチ」が入るわけではありません。「ジブンデ」の気持ちをいかに健全に育むか、とっても大事な事なのです。