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子どもをのびのび育てるためのほめ方・叱り方(6)
「何で何でと問い詰められても・・・」
悪い事しておいてメソメソしている子に「何でこんな事したの!」「どうして泣いてるの?」「何で怒っているの?」「どうして約束破ったの!」と詰め寄っても、説明できる言葉を持ち合わせていないのが子どもです。「いやだった・・・から」「わからない・・・」と言うのが精一杯。それも、ばつの悪さから「だって○○が○○って言ったから・・・」と誰かを引っ張り出して、自分を正当化する知恵も、大きくなるとついてきます。
素直に自分の気持ちが表現できる子に育ってほしいと願うなら、こんな時どのように声を掛けてあげたらいいのでしょうか。大人の側の共感力、洞察力が試されます。加えて想像力も。
こうかな、あーかな、とこの子の心の内を探って、今の気持ちを「代弁」してあげましょう。「○○だから○○しちゃったの・・・?」「うん」と小さくうなずく時、「あー、ママは僕の気持ちわかってくれてる」と安心でき、そしてしみじみと「あー悪いことしてしまった・・・シマッター」と子どもの心に湧き上がってくるのです。「はっきり言わないとわからないでしょ!」と詰め寄っても、心を閉ざしてしまったらおしまいです。