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子どもをのびのび育てるためのほめ方・叱り方(3)

「ほめる」と「認める」の奥深さ

「ほめて育てるって言うけど、うちの子にほめるとこ、あるかしら・・・」「上手とか、他の子より早いとか、人と比べて優れているってこと…?」そうでしょうか。「ほめる」ってどういう場面で行っていますか?

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こんなこともありました。何でも素晴らしくできてしまう女の子が、ある時些細な失敗をしました。誰からも責められてないし、むしろドンマイドンマイと心配してくれるお友達もいました。でも、女の子は何でもできる私が、どうして?とできなかった自分が許せなくて、相当なショックを感じてしまったというお話。いつも完璧でなければならないという呪縛。ママにほめられる為に、いつも優秀な〇〇ちゃんであり続けるという高いハードルを自ら目指してしまった女の子。当のママだって、そんなこと求めてはいなかったと思うのです。素晴らしいから、素晴らしいとほめたたえ続けたのでしょう。

そこで思うことは、ほめる時の視点の置き方。優秀な結果を褒めるのか、それとも試行錯誤して頑張っているその姿・プロセスをほめるのか。上手くいかなくても、再び立ち上がろうとするその気持ちをほめるのか、ほめ方って、とても奥深いです。ほめられる喜びは、確かに自信につながります。しかし、心折れても、もう一度と気持ちを立て直せる子は、葛藤したり、混乱したり、悲しんだり、怒れたり、悔しかったり、いろんな場面のありのままの自分の気持ちを無条件で受け止めてもらえ、その過程やできるようになったことを「認められて」育てられてきた子ではないかと思うのです。

文/みどりのもり都田 園長 下原直美先生

 

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