立春を過ぎたのに、まだまだ寒さが厳しく、あたたかな春がほんとうに待ち遠しいこの季節に、次の3冊などいかがでしょう? 1)「はなをくんくん」 ルース・クラウス/作きじまはじめ/訳マーク・サイモント/絵福音館書店 冬眠していた動物たちが順...
「セシのポサダの日」マリー・ホール・エッツ&アウロラ・ラバスティダ作 メキシコのクリスマスのお話です。メキシコって、そうあのアメリカ合衆国の南に位置する国です。当然、となかいも雪ももみの木もでてきません。題名のセシというのはちいさな、...
「子うさぎましろのお話」ささきたづ文 みよしせきや絵 ポプラ社「こうさぎのクリスマス」松野正子作 荻太郎絵 福音館書店「サンタ・クロースからの手紙」J.R.R.トールキン作 せたていじ訳 評論社 今振り返ってみると、子育て中ってなんて...
「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」文・え バージニア・リー・バートン訳むらおかはなこ この一冊を選ぶということはとても難しい。とても優れたいい本といわれるものでも、この子の今にぴったりのものはと思うと・・・ また、今だけ楽しめればとい...
絵本に教えてもらった「成長する子ども」 「コッコさんのともだち」片山健 作福音館書店 こどもって、「いつのまに成長したの!」って思うときがありませんか。「育てた」というより、まさに親の知らない間に「成長したんだ!」って、思わずうるうる...
タイタス さく/たがやたえこ やく/はまだみちこ え 前回、私が書いた「まほうのあめだま」は、佼成出版から出版されている。 なぜこんな書き出しかというと、今日ご紹介する「ねずみのアナトール」が、私としては、文研出版のものでなくてはなら...
今月は、児童文学者の池川恵子さんからのお薦めの本です。池川さんは浜松市出身の童話作家として活躍されています。素敵な本をいろいろ紹介してくださるとのこと、楽しみですね!→池川恵子さんからのメッセージ * * * * * * 「まほうのあ...