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「いい歯の日」に歯と口の健康を見直そう!
みなさん、こんにちは。歯科衛生士の長谷です。
季節はもうすっかり秋。食欲の秋ということもあり、栗や梨、秋刀魚など美味しい旬の食材がいっぱいで、ついつい食べ過ぎてしまいますよね。また、朝晩の冷え込みが一段と厳しくなり、どのような服を着ようかと、服装を選ぶのも時間がかかってしまいます。みなさんは秋をどのようにお過ごしでしょうか?
11月8日は「いい歯の日」です。みなさんは「いい歯の日」という言葉は聞いたことがありますでしょうか?
日本歯科医師会では、「い(1)い(1)歯(8)」の語呂合わせから、毎年11月8日を「いい歯の日」と定めています。また「いい歯の日」は8020運動とも関連しています。8020運動は80歳になっても自分の歯を20本以上残そうという運動で、80歳になっても歯を20本以上残すためには、普段から口の中を健康に保つことが重要になってきます。
今回は、「いい歯の日」にちなんで、いい歯を保つためのポイントを3つお伝えします。
1つ目が、バランスの取れた食事です。栄養バランスの良い食事を摂ることで、歯の健康を支えることができ、また免疫力を高めるために非常に大切です。
2つ目が、規則正しい生活です。仕事や家庭のことで忙しくなり、睡眠不足や偏った食事になってしまうと、免疫力が下がってしまいます。免疫力が下がると、風邪や病気になりやすくなります。それは、口の中も例外ではありません。歯周病の原因となる歯周病菌は口の中に住む常在菌です。免疫力が落ちると歯周病菌が増殖し、歯周病になりやすくなります。風邪や病気、そして歯周病が悪くならないためにも規則正しい生活を心掛け、身体の健康と口の健康を保つことが大切です。
3つ目が、定期的な歯科健診に行くことです。みなさんは歯医者さんに定期的に受診していますか?定期的に歯医者さんに行くことで、むし歯や歯周病を早期に発見してくれたり、自分に合った歯磨きの仕方を教えてくれたりします。
皆さん、浜松市歯周病検診はご存知ですか?浜松市に住所を有する20歳以上の方なら500円で受けることができます。かかりつけ歯科医院のない方はこの機会に歯周病検診を受けに歯医者さんに足を運んでみませんか?
口の健康は全身の健康に繋がっています。口の健康を保つことは、食事を美味しく食べるためにも全身の健康を維持するためにもとても重要になります。
「いい歯の日」をきっかけに、定期的に歯の健診に行くなど歯と口の健康に関心を持ち、家族みんなで歯と口の健康を大切にしていきたいですね。
文/浜松市歯科衛生士 長谷