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お酒との付き合い方
こんにちは!保健師です。子育てや仕事に頑張っているママさんパパさん、毎日本当にお疲れ様です。忙しい中、ほっと一息つける時間はとても大切ですよね。リラックスやストレス解消としてお酒を楽しむこともあるかと思います。
今回は特にママたち向けの、お酒との上手な付き合い方についてのお話です。
男性より、女性の方がアルコールの影響を受けやすい?
体質など個人差はありますが女性は一般的に男性と比べて、体内の水分や分解できるアルコール量が少ないです。そのため、以下のようなアルコールの影響を受けやすいことが知られています。
- 血中アルコール濃度が高くなりやすい(急性アルコール中毒、二日酔いになりやすい)
- 肝硬変やアルコール依存症になりやすい
女性のアルコール依存症のピークは30歳代と若い年代ですので、子育て世代のママも注意が必要です。 - 胎児性アルコール症候群などを引き起こすリスクがある
妊娠中・授乳中はお酒を避けることが大切です。
お酒は楽しく飲みたい!上手な飲み方って?
自分にあったお酒の量を知る
女性の1日の適度な飲酒量はアルコールで10gと言われています。350mlの一般的なビール1缶の純アルコール量は、平均的な度数の5%として15g程度含まれています。1缶飲むと10g(1日の適度な量)を越してしまいます。
血中アルコール濃度があがるスピードをゆるめる
- 空腹で飲まない
- 飲酒の合間に水などチェイサーを飲む
- 少しずつ飲む
- バランスのよい食事と一緒に飲む
一週間のうち飲まない日を作る
「休肝日」を作るなど、肝臓を休ませてあげることも必要です。
アルコールを飲まなくても楽しめる別の方法もあるとバッチリ!
ウォーキングなどお子さんと一緒に楽しめるアクティビティや、リラックスできる趣味を見つけて、少しずつ自分を大切にする時間を作ってくださいね。
子育て中は自分のことを後回しにしがちです。自分の心と体も大切にするために、お酒といい付き合い方をしていきましょう。
参考サイト
文/天竜健康づくりセンター 松島