おおふじひっこし大作戦
春の桜の花が散るころに、涼やかな薄紫色のふじの花が咲くのを知っていますか?「おおふじひっこし大作戦」は、木のお医者さんである樹木医の著者が、幹の太さが日本一という4本のおおふじの移植に挑戦するお話です。移植といっても、根もとの太さが直径1メートル以上もあるおおふじの移植は、それまで成功例がなく、4年も引き受け手が見つからなかった大仕事です。
エンソくん きしゃにのる
この本は、「エンソくん」という名前の男の子が、初めて一人で汽車に乗って田舎のおじいさんの所へ遊びに行くという単純なストーリーです。ところが、主人公がエンソくんという不思議な名前で、その上エンソくんの住んでいる町は「ほげた」という、これまた不思議な名前です。
石のししのものがたり チベットの民話による
強欲な兄と、無欲でやさしい弟のお話です。このパターンのお話は日本にも外国にもよくありますので、聞いている子どもたちは、「あ、やっぱり」とか「えっ、そうきたか!」と予測しながら楽しんでくれます。