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固いものを食べないのは、どうすればいい?

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もう離乳食も完了したのに、固いものを食べたがりません。どうしたら食べられるようになりますか。

噛む力が弱く、噛む面が小さいから

歯の生え方には個人差がありますが、3歳頃になって乳歯がすべて生えそろい、噛み合わせることができるようになると、大人の食事に近いものが食べられるようになります。
離乳食が完了しても、1歳から2歳ではまだ噛む力が弱く、また噛む面も小さいので、よく噛んで飲み込めるように、口の基本的な使い方を日々の食事で練習する必要があります。

噛む練習・いろいろな食感の経験をしましょう

かじりとる練習をさせてあげましょう

やわらかいものだけを食べていると、食べ物を噛む力が育ちにくくなります。2歳頃はいろいろな食材を食べることによって、食感の違いを学習し、それに合わせた口の動きを獲得していく時期です。

まずは、お子さんが食べられる軟らかさの物から、かじったり、よく噛んだりして食べるようにすると、噛む力をアップさせる練習になります。
慣れたら少しずつ、固いものに挑戦していきましょう。
野菜や果物は一口大に切ってしまわずに、野菜スティックにしてみる、りんごなら薄切りのくし型、バナナは皮をむいてそのまま、というようにかじり取る練習をしてみましょう。

噛むことが上手でないお子さんは丸のみをしてしまうことがあるので、必ず保護者が見守りの上で行ってください。

親子で噛むことを楽しみましょう

「りんごはシャキシャキ、きゅうりはポリポリ」「噛むと音がするね!」など、親子で噛む楽しみを共有できるとよいですね。

口の中の感覚は人それぞれ。「お子さんのペースに合わせて楽しく」が基本

お子さんによっては、口の中の感覚が敏感で、特定の食べ物の食感が苦手でどうしても食べられないという場合もあります。固いものに限らず、きのこ類のふにゃふにゃ、きゅうりのポリポリなど、苦手な感覚は人それぞれです。

苦手な感覚は一時的で、ある時から食べられるようになることもあれば、ずっと食べられないということもありますが、無理をして、楽しいはずの食事が苦痛の時間になってしまうのは残念です。
「どうしても食べられるようにしなくては」と力まず、いろいろな食感の食べ物を経験させてあげる、というくらいの大らかな気持ちで、気長にいきましょう。

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