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授乳中に湿布を使っても大丈夫?

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腰痛になりました。授乳中でも湿布を貼ってもいいですか?

湿布薬に添付の説明書等を確認

湿布薬は内服薬に比べ母乳への影響が少なく、授乳中でも手軽に頼れる医療品のひとつです。しかし、湿布薬によっては安全であると言い切れないものもあり、医療メーカーの見解が「授乳中は使用を避ける」となっているものもありますので、市販の湿布薬を使用する場合は、事前に添付の説明書等を確認しましょう。

痛みがひどい場合は受診が必要

授乳中はさまざまな原因で腰の痛みを感じますが、特に気をつけなければいけないのは腎盂炎(じんうえん)です。分娩、ホルモンや免疫力の変化などが原因で、産後から授乳期にかけて膀胱炎(ぼうこうえん)や腎盂腎炎にかかりやすくなっています。全身の発熱を伴う腰痛の場合はまず医療機関にご相談ください。

授乳中や子育てでは、長時間同じ体勢で抱っこをしたり、一日に何度も授乳をしたりすることで、腰に負担がかかり腰痛になることが多くあります。腰の周囲の筋肉などを傷めていることがほとんどで、熱感を伴わないことが多いです。特に熱感を伴わない腰痛の場合は湿布に含まれる薬剤成分に頼らずとも実際に温めることで痛みが和らぐことがあります。入浴して湯船につかったり、蒸しタオルや使い捨てカイロを腰にあてるなどの方法も試してみてください。

また、腰痛以外にも、手首や肩、首などにも痛みが出る場合があります。
腰に限らず、赤く腫れたり触って熱感を感じる痛みの場合は、急激な変化で炎症が起きていることが多く、冷やすことで腫れや熱を引かせることになります。原因も腰に負担がかかっただけではないこともあるので、痛みや腫れが続くときは医療機関にご相談ください。

一般的な湿布薬使用が赤ちゃんに影響する可能性は低い

湿布薬は飲み薬とは違い、授乳をしているママの血液には非常に少量しか吸収されません。血液から母乳へ移行する薬の量はさらに少なくなります。そのため授乳中の一般的な湿布薬の使用が赤ちゃんに影響する可能性は低いと考えられます。しかしながら、授乳するママへの安全性が確立されていない薬剤もあります。
心配な場合は医師か薬剤師にご相談ください。

使用する湿布薬のタイプや貼る位置に注意

育児中は、長時間、赤ちゃんを抱っこしたり、おんぶしたりする疲労によって、腕や肩、腰などに痛みを感じることが多くなります。

湿布を貼る場合は、熱感がある場合は冷感タイプの湿布薬がお勧めですが、熱感を伴わない場合は、温感タイプの湿布薬がお勧めです。

授乳中に湿布薬を使用する場合は、赤ちゃんの手や口が触れる場所には貼らないように気を付けましょう。抱っこや授乳の時に触る可能性がある胸の周りや肩、首に貼る場合は注意が必要です。そして、湿布には独特のにおいがあるため、上半身に貼ると赤ちゃんが授乳を拒むことがあります。湿布を貼る前に授乳を済ませておくなど、工夫をしましょう。

産後は肌が敏感になっているママも多く、湿布によるかぶれや炎症が起きやすいです。心配な場合は使用前に医師や薬剤師に相談し、使用部位に湿疹や腫れなどが現れた場合は、使用をやめましょう。湿布薬を使用したことによる皮膚炎の症状が改善しない場合は、医師の診察を受けることをお勧めします。

子育て中の腰痛・肩こり・腱鞘炎は、つらいですね。普段の姿勢を見直して予防すると同時に、痛みがひどい時は我慢せず受診しましょう。

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