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遊びや好みは、性別によって違いますか?

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男の子と女の子では遊びや好みが違うのでしょうか?

周囲の大人の影響によります

男の子は電車遊びや身体を使った外遊びを、女の子は人形遊びや家の中で絵本を読むなどをイメージされることが多いのかもしれません。
ただ、男女の遊びの違いは、性別の違いよりも、周りの大人の働きかけが大きいと考えられます。
3~4歳頃になると、子どもは周囲の大人の規範や思い込み、期待に影響を受けて「自分は男の子」「自分は女の子」と意識するようになるからです。

大人の価値観ではなく、子どもの好きな遊びをさせることが大切

男の子で人形遊びが好きな子も、女の子で電車遊びが好きな子もたくさんいます。
上にきょうだいがいる場合、もともと家にあるおもちゃで遊ぶ、ということもよくあることです。

性別で遊びに違いが出るというよりも、大人の働きかけが子どもの遊びに影響を及ぼすため、大人のかかわり方で子どもの遊びの可能性が狭まってしまうこともあります。その結果、性別に対する価値観を子ども自ら他のお友達にも押し付けてしまい、偏見や差別につながることがあります。

性別にとらわれず、いろいろな遊びや経験をすることで、子どもは人間として生きていくうえで大切なことを学んでいきます。
例えば、おままごとは子どもにとって日常生活で最も身近な食事のマネごとであり、男女問わずにやりとりを楽しめる遊びです。
また、赤ちゃんのお世話をするお人形などは、下のきょうだいが生まれた子には、自分が受けた親からの愛情を感じ、小さなきょうだいへの思いやりを育むことにつながります。

「男の子だからミニカーや電車を」「女の子だからぬいぐるみや人形を」というように、与えるおもちゃや絵本などで、大人が子どもの遊びの種類を狭めないようにしましょう。
子どもがどんな遊びを好んでも、大切なのは、やりとりをしながら関わって遊ぶことで子どもの好奇心を満たし、社会性を育んであげることです。
子どもの気持ちを尊重し、好きな遊びをさせてあげながら、子どものよいところをたくさん見つけてあげたいですね。

子どもは遊びが仕事と言われるように、遊ぶことが子どもにとっては大切なことです。親が経験しなかった遊びの場合は、得意な人とつながって一緒に楽しめるといいですね。

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