上手に折り紙を折ることができません。どんなサポートの方法がありますか?
折り紙が上手に折れるようにしたい
繰り返す中で上手になっていきます
「やってみたい!」と興味をもち、繰り返し取り組む中で次第にコツをつかみ、上手にできるようになってきます。まずは、興味をもてるようなきっかけ作りをしてあげましょう。
まずは自由にやらせ、少しずつ細かな操作を覚えさせて
折り紙は、端と端を合わせるために下になる紙を安定させ、上になる紙を適度に張りを持たせながら動かしていく、手の細やかな操作が必要です。そのため最初の頃は、端と端が合わなかったり、折り方が雑だったりします。
まずは、紙の素材と仲良くなるために子どもの折りたいようにやらせてみましょう。形のあるものを作りたいのであれば、最初は大人が端を合わせてあげて折り目づけを子どもにやってもらう、でもよいでしょう。その中で少しずつ「紙を押さえる手」と「折り目をつける手」の役割分担がわかるようになってきます。
“折る”動きは、ハンカチをたたむ操作に似ていますね。お手伝いなどに興味があれば洗濯物をたたむことも、折り紙につながる一歩です。何より、親子で一緒に遊びながら、楽しみながら取り組むことが上手になる一番の近道です。
できれば上手にやってほしいことはたくさんありますが、子どもにも得意・不得意があります。上手でない折り紙は、「人より味がある作品」です。折り紙の上手下手の前に、自分でやってみようという気持ちや、折り方の説明をしっかり聞けることなど、大切なことはあります。幼児の頃は、身体の機能もまだまだ発展途上です。いろいろな経験をして、できることが徐々に増えていって、上手にできることが出てきます。上手でなくても、親子で一緒に楽しめることやその時間を持つことが一番大切ですよ。お子さんが一生懸命折り紙にチャレンジしている姿を、ぜひ写真に撮って、「はますくQ&Aサイト」に掲載しませんか?