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嘘や空想の話を人に話す

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嘘をついたり、空想の話を現実のように話したりします。また、以前の出来事を昨日のことのように人に話したり、自慢したりします。大丈夫ですか。

嘘は「自分を守るため」であることも多い

子どもは、現実よりも自分の世界の方が大事であったり、現実の世界が辛すぎて空想の世界に逃避することで自分を守ることがあります。また、空想や願望で嘘をつくということもありますが、嘘をつくというのは、自分を守るためであることも多いと思われます。

こんな関わり方をしてみよう

どうしても大人は、現実と違うことを言ったり嘘をつくと、将来の虚言癖につながるのではないかと思い、かなり強く叱ったり正そうとします。その場合あまりいい結果は生まず、子どもは自分を守るためにより嘘をつくようになるか、黙ってしまいます。

空想は一緒に楽しもう

空想は適度に聞いて楽しんであげ、その世界を共有するといいでしょう。それだけで、回避的な空想世界が親と繋がれる素敵な世界に代わります。空想が極端な内容の場合には聞き流してあげるといいでしょう。

嘘にはスキンシップが効果的、子どもを受け止めてあげて

嘘については、暴く必要も、反対に認める必要もありません。はっきり嘘がばれたときには、嘘はいけない、ということをしっかり告げるのみで、あとは普通に関わることが大事です。

嘘が多い時は、周囲の人との安心感が乏しかったり、認められることが少なかったりするのでしょう。年齢より少し幼い子として関わるようにし、スキンシップしたり、ちょっとしたことをほめて認めたりしてあげることが最も効果的です。

まずは、子どもの話に耳を傾けて!

子どもは、空想の世界と現実の世界との区別がつかなくなることや、強い願望を抱いたりすると、空想や願望を実際にあったように話すことがあります。また、時間の認識が未熟で、1か月前のことを「昨日ね…」と話したりすることもあります。これは、幼児特有のもので、あまり心配する必要はありません。

良いところをほめて認める

あまりに嘘をつくことが多い時には、もっと認めてほしい、自分を見てほしい、というような気持ちが隠れている場合もあります。嘘に注目するのではなく、子どもの良い行動や、素敵な部分を大人がたくさん見つけ、ほめて認めることで、子どもの自信を育てていきましょう。

心配な場合は一人で抱え込まず、園での子どもの様子や対応について、園の先生にも聞いてみましょう。お住まいの区の健康づくりセンターでも、気になる子どもの行動や様子について、相談することができます。

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