哺乳瓶でミルクを飲むのを嫌がります。どうすればいいですか。
哺乳瓶を嫌がるとき、どうすればいいの?
赤ちゃんは変化に敏感
赤ちゃんに哺乳瓶でミルクを飲ませようとした時に、赤ちゃんがプイっと横を向いてしまったり、ミルクを吐き出したりすると心配になりますよね。
これまで哺乳瓶でミルクを飲んでいた赤ちゃんが、突然、哺乳瓶を嫌がることは、赤ちゃんにはよく見られます。
また、赤ちゃんは変化に敏感なため、母乳から哺乳瓶に変えた際に、哺乳瓶を嫌がる赤ちゃんもいます。
赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がる原因は、乳首の素材・サイズ、ミルクの味など様々です。
いろいろ変えて、赤ちゃんの好みを探る
赤ちゃんが、哺乳瓶に慣れていない場合、おっぱいと哺乳瓶の乳首の感触が異なる等の理由から嫌がることがあります。この場合は、少しずつ慣らしていくことで、哺乳瓶でミルクや母乳を飲めるようになっていくことがほとんどです。
これまで哺乳瓶でミルクを飲んでいた赤ちゃんが、急に哺乳瓶でミルクを飲むことを嫌がる場合は、主に以下の理由が考えられます。
乳首の形
赤ちゃんが成長すると、口が大きくなり、吸う力が強くなっていきます。そのため、赤ちゃんの成長に応じて飲みやすい飲み口に変えてあげましょう。
ミルクの温度
赤ちゃんが好むミルクの温度は、人肌ぐらいの温度です。哺乳瓶の素材、ミルクの量、赤ちゃんがミルクを飲むスピード、季節などによって、ミルクの温度がすぐに下がってしまう場合があります。
ミルクが冷めないように保温したり、いつもより少し高い温度で調乳したりと時期に応じて対策しましょう。
ミルクの味
赤ちゃんは、生後1~3か月頃から味が分かるようになってきます。そのため、味が分かり、好みが出てくると、同じミルクでも突然飲まなくなることがあります。
粉ミルクのメーカーやミルクを溶かすために沸かす水を変えて様子を見てみましょう。
赤ちゃんがミルクを飲んでくれないのはとても不安に感じますが、焦らず、赤ちゃんの様子を見ながら、赤ちゃんの好みを探っていきましょう。もし、体重増加の不足や心配なことがある場合には、こども家庭センター等に気軽に相談してみてくださいね。
また、赤ちゃんが声掛けに反応しない、ぐったりしているなどの場合には、すぐに病院を受診しましょう。
日常生活だけでなく、外出時や、長時間赤ちゃんを預ける時、あるいは、災害への備えとして哺乳瓶でミルクを飲めるようにしておくと安心ですね。焦らずに挑戦してみましょう。不安があれば、専門家に相談しましょう。