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特定の音を聞くと泣きさけぶ

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掃除機、ドライヤー、救急車のサイレンの音など、特定の音を聞くと、泣きさけんだり逃げようとしたり、耳をふさいだりします。どのような対応をすればいいですか。

聴覚が敏感。その子なりの対処法を見つけましょう。

聴覚が敏感で特定の音を嫌がる子どももいます。
掃除機、ドライヤーなどの日常生活の音を嫌がる子、赤ちゃんの泣き声や吠える犬の声が苦手な子、花火や避難訓練の警報機の音など突然鳴る大きな音が苦手な子や、人が大勢いるザワザワとした感じが嫌いな子などがいます。

聴覚が敏感な子どもは、苦手な音が聞こえると、自分で耳を塞ぎ、固まってしまったり、大声を出したり、泣き叫んでパニックになったりすることがあります。他の子どもには平気な音であることが多いため、突然パニックを起こした子どもに周囲が驚いてしまうこともめずらしくありません。

成長とともに自分なりの対処法が身についてきますので、それまでは、子どもに合った対処法を試してみましょう。

子どもの反応に合わせて対処方法を試して

子どもの様子をよく見て、次のように対応してみましょう。

  • 特定の音を嫌がる反応を示したとき
    可能な限り、苦手な音を消しましょう。音が消せないときは、聞こえない場所へ移動させましょう。
  • 興奮してパニックを起こしているとき
    人のいない静かな場所へ連れていき、気持ちが落ち着くまで待ちましょう。気持ちが落ち着いたら「嫌いな音だったんだね」と、子どものつらさを認めてあげましょう。

反対に我慢をさせたり、「音に慣らしたほうがいい」という理由で無理やり苦手な音を聞かせることは、好ましくありません。このような対応をすると、子どもの不快感や恐怖感はますます強くなり、その音をより嫌いになります。

ただし、音量が小さければ受け入れられるケースもあります。ボリュームを落とせば平気という場合は、音源から離す対応をしましょう。

避難訓練のときの警報機の音など、子どもの嫌がる音が鳴ることが分かっている場合は、事前に音が鳴ることを子どもに伝えておき、心の準備をさせましょう。
それでもパニックになる場合は、イヤーマフや耳栓をするのもよいでしょう。
注イヤーマフ:遮音効果のある耳栓

音以外にも、触り心地や光、においに敏感…など、いろいろな個性があります。子どもにとってそれが「不快」や「恐怖」であるなら、まずは取り除いてあげたいですね。対処方法に困ったら、お住まいの区の健康づくりセンターの保健師やかかりつけ医に相談してみましょう。

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