子どもが和式トイレに慣れていません。公園のトイレなどで和式しかない時に、親はどうやって補助してあげればいいですか?
和式トイレを使う時の補助の方法を教えて
和式トイレも使えるようにしておくと安心
自宅やいろいろな施設で洋式トイレが多くなりましたが、和式トイレのみの施設もまだあります。和式トイレの使用方法や座り方のコツを理解していると、どこでも対応できるようになり、排泄を我慢することがなくなります。洋式トイレに慣れてきたら、和式トイレの使用方法を親子で確認し合ったり、時には和式トイレの施設も利用してみたりして、お子さんが安心して排泄できるようにしましょう。
バランスをとりにくい場合は後ろから支えて
うまくしゃがむことが苦手な場合
和式トイレは、便器をまたぐ、ゆっくりしゃがむといった動作が必要です。しゃがみこむ姿勢は、持続してお尻を浮かせている状態なので、バランスがとれず不安定です。ひっくり返りそうになる場合には、大人が後ろから抱えたり、倒れないように支えたりしましょう。
またぐのが難しい場合
トイレをまたぐ動作が難しい時には、便器の後方に立ち、便座の幅より広く足を開いて、そのまま前に進みましょう。足は、できるだけ便器の前の方に置きましょう。中途半端な位置に座ると、排泄物が便器から出てしまいます。また下着が濡れないよう、しっかり持つことも教えましょう。慣れないうちは、下着を脱いで使用してもいいですね。また、お子さんの大切なプライベートゾーンであることや、個人のプライバシーを遵守する必要性から着替えの際にも十分な配慮を心掛けましょう。
姿勢を保つのが難しい場合
しゃがんだ際に前にあるレバーを持つのもひとつの方法です。衛生面が気になるなら、トイレットペーパーをレバーに巻いてつかむなどの工夫をしてみましょう。
「またぐ」の基本は、片足立ちができることです。遊びの中で、片足立ちや「しゃがむ」ことを取り入れるといいですね。
外出先で困らないように、時間がある時などにあえて和式トイレを使って練習しておくと、いざという時に子どもも親も安心ですね。