女の子にお尻の拭き方をどうやって教えればいい?
女の子のお尻の拭き方について教えて
尿路感染症を起こしてしまうことも
女の子は、「排尿は前から、大便は後ろから拭く」のが基本です。
そのため、大便は、お尻側に手を回し、前方に手を入れて、尿道側から肛門側へ拭きます。
女の子の場合、大便を前から拭くと、尿道に便が付いてしまい「尿路感染症」をおこしてしまうことがあります。
必ず『お尻側に手を回して拭く』ことと、拭く方向は『前から後ろ(尿道側から肛門側)に向かって拭く』ことを伝えましょう。
お尻側に手を回して、お尻に手が届くようになってから教えよう
女の子がお尻を自分で拭けるようになるためには、お尻側に手を回して、手がお尻に届くようになってからです。
お尻側に手を回しても届かない場合は、届くようになってからお尻の拭き方を教えるようにしましょう。
また、拭き方だけではなく、トイレットペーパーの使い方も教えてあげましょう。
使う量や巻き方なども丁寧に伝えたり、実際にトイレットペーパーを巻いて見せたりするといいですね。
そして、お尻を拭く時は、拭く度に、トイレットペーパーを見て、大便がつかなくなることできれいに拭けたということも教えましょう。
お尻の拭き方は、すぐには身に付きません。
最初は、大人と一緒に行い、難しい所は手を添えたり、教えたりしてあげましょう。
少しずつ、自分でお尻を拭けるようになった時は、拭き終わりに大人が仕上げ拭きをしたり、お尻を拭いて流すまでを見守ったりしながら、子どもが清潔な習慣を身に付けられるよう、大人は繰り返しサポートをしましょう。
なかなかすぐには、うまくいかない時もあるかもしれません。そんな時は、子育て支援ひろばなどの同年代の子どもが集まるような場や園の先生などに、他の家庭や園ではどうやって教えたかなどの情報交換してみるとよいですよ。