子どもをほめて育てたいと思うのですが、「すごいね」「えらいね」とワンパターンになってしまいます。
子どもへのよいほめ方は?
ほめることは子どもを認めること
日々の子育ての中で子どもをほめることはとても大切です。
子どもはほめられることが大好きなので、ほめられることで嬉しくなってやる気をだしたり、素直に親の言うことに耳を傾けたりできるようになります。また、ほめられて自分に自信がもてるようになると、物事を前向きにとらえることができるようになります。
子どもをほめるときの4つのポイント
子どもをほめるときのポイントをあげてみます。
- 子どもの様子をよく見る
できることできないこと、今何にチャレンジしようとしているのか、子どもの変化に気づくことでベストなタイミングでほめることができるようになります。
- どこがよかったか、具体的にほめる
「すごいね」「えらいね」の一言ではなく、例えば、「自分でボタンがはめられたね」「頑張ってお片付けできたね」というように、子どもの行動をほめましょう。 ただし、具体的に褒めようとしてきょうだいやお友だちと比較するのはよくありません。 前はできなかったことについて、「○○ちゃんががんばってたくさん練習したからできるようになったんだね」 というように、過去の本人と比べてほめるようにしましょう。
- できなくても頑張ったことをほめる
頑張ってもその時はできないこともあるでしょう。そのようなときは「一生懸命頑張ってたね」と頑張った経過をほめましょう。
- 親の気持ちを伝える
「靴を揃えてくれてありがとう」「○○ちゃんがお茶碗を運んでくれて、ママ助かったよ」 など、親の気持ちを素直に伝えましょう。大好きな親から感謝の気持ちを伝えられることで喜びを感じ、また次もがんばろうという気持ちが生まれます。
子どものほめ方が難しいと感じている方は少なくないようです。同年代の子どもを持つ親が集まる場に参加して情報交換したり、子育ての専門家にアドバイスをもらったりするのも参考になりますよ。