夫婦一緒に子育てをする心構えを教えて

夫婦でたくさん会話をすることが大切

産後のママはホルモンの大きな変動にさらされ精神的に不安定になります。身体的にもお産によって、子宮の中に胎盤が剥がれた大きな傷を負っています。そんな中で『一人で』お世話をする、という緊張感を与えないよう、今何をすればいいか？などたくさん会話して寄り添うようこころがけましょう。

夫婦にとって“よいバランス”で育児と家事をする

育児は生活の一部です。お世話をしていると、ご飯を作ったり洗濯をしたり生活には欠かせない家事までなかなか手が回らないものです。育休に入ってからいきなり家事をしようとするとなかなか難しいので、今のうちから練習し始めましょう。

ママも食事やシャワーはもちろんですが睡眠も取らなければ倒れてしまいます。例えばママが自分の事をしている間、赤ちゃんのお世話はパパの仕事ですので、パパも赤ちゃんのお世話ができるようにしたいものです。
妊娠中に子育て支援ひろばで開催されている「妊婦支援（妊婦さんと家族のための講座）」に参加してママと一緒に練習するのもいいですね。事前に講座等に参加できなくても実際に赤ちゃんが生まれたらお世話してみましょう。

困ったときは各こども家庭センターや助産師会などの相談窓口を利用しましょう。ママだけでなくパパも一人で抱え込まないようにしてください。夫婦が同じ目線で赤ちゃんの成長を喜んだり、「お互い大変だけど頑張っているよね」と労い合えると、いい関係、いい環境の中で子育てしていくことができるでしょう。